また、グレゴリオ暦はそれほど美しくないことにも気がつきます。一年は 12 ヶ月に分けられていますが、
ひと月は 28 日〜31 日と不揃いになっています。
2 月が 28 日しかない理由を調べると、7 月(July)の由来であるユリウス暦のジュリアス・シーザー、
8 月(August)の由来である初代ローマ皇帝アウグストゥスという権力者の栄光により、
かつて年末に当たっていた 2 月の日数が調整されたという説があります。
現在では誤った通説とされていますが、July と August の由来が権力者の名前であることは確かです。
自然のリズムなんて関係ない暦であることが分かりますね。
本来、自然のリズムと同期していたはずの暦ですが、グレゴリオ暦を使うわたしたちは、 むしろ自然のリズムを実感できなくなっているようです。 あなたは今日のお月さまが何番目の月齢で、どのあたりに見えるか(または見えないか)、 この季節にどんな星空が見えるか意識できていますか?
人間だけの人工的なリズムに従った意識は、進歩の名の下にひたすら拡大を追求し、 「時は金なり」の精神の下に時間を管理し、切り刻み、必要ないほどの速さを追求し、 信じられないほどの繁栄を謳歌しています。 しかしそれは地球環境への大きなダメージの上に成り立つものであり、 競争・拡大こそ進化だという考え方も誤った思い込みのようです。
時間を分割する 12:60 という比率が科学の発達を促し、その影響下で意識が形成されたとすれば、 12:60 の比率に基づいているグレゴリオ暦や機械時計に従った生活こそ問題だといえるのではないでしょうか。