★ グレゴリオ暦の問題点(1)


 普段わたしたちが使っているカレンダーは、グレゴリオ暦というものです。

この暦は、ローマ教皇グレゴリウス13世が1582年に制定したもので、400年間に97回 (※)の閏日を設けることによって、年と暦のずれを3,319 年に 1 日という誤差にした暦です。

 (※) 閏年は原則として4年に一回、グレゴリオ暦の年が
4で割り切れる年なのですが、年が100の倍数で、
400の倍数以外の年は平年としています。余白
 (西暦2000年は、400の倍数の年なので、閏年です。)

 この暦は、ひと月を30日、一年を12ヶ月(プラス5日)としていた、紀元前 3,000 年以前のエジプトの暦に起源を持つというユリウス暦を改良したものだそうです。

 ここで既に、13の月の暦を提唱しているアグエイアス夫妻が指摘している12:60という誤った時間の分割比(計時周波数)が登場します。

 12:60という比率は円の幾何学に基づく比率で、3次元の空間を分割する比率としては素晴らしいものです。しかし、一年を12ヶ月に分割し、一月を30日に分割する。また、一日を24時間に分割し、1時間を60分に分割するというように、4次元の時間を分割する比率として適用してしまったことに問題があるというのです。


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