■□□□□■□□□□□□□□□□□□□□□□■□□□□■         ★ 水 晶 の 日 の 円 卓 ★            コラム特集版(その3)    ■□□□□■□□□□□□□□□□□□□□□□■□□□□■  ※ このマガジンは、等幅フォントでご覧下さい。m(__)m ================================== ◆ コラム特集版(その3)マガジンVol.21-30  目 次   ◎円卓を囲んで・・・    ・Vol.21 倫理プロジェクトの情報について    ・Vol.22 52年の運命の道筋を調べてみよう    ・Vol.23 磁気の月を振り返って    ・Vol.24 ガイドブックを自習する(1)〜表紙のマーク    ・Vol.25 (2)〜目次    ・Vol.26 (3)〜「13の月の暦」を初めてお使いになるかたへ    ・Vol.27 (4)〜(前回つづき;暦を楽しく使う工夫)         ツォルキンと調波配列は似ている!?    ・Vol.28 (5)〜「13の月の暦」を使ってみよう!    ・Vol.29 (6)〜「13の月の暦」の意義    ・Vol.30 (7)〜「13の月の暦」に替える必要性 ================================== ◆ 円卓を囲んで・・・ 【Vol.21】白い共振の魔法使いの年 磁気月6日 12・嵐  ●倫理プロジェクトの情報について   今回のマガジンから、次のウェイブスペルの期間がKIN1に戻ったことと  白い共振の魔法使いの年の実質的な新年第一号になるということで、この  コーナーの情報も進化させたいと思っていました。  どんな情報を入れようかとあれこれ悩みましたが、やはり自分がもう少し  意識してみたい情報をいれようということで、倫理プロジェクトに関する  情報を入れることにしました。   倫理プロジェクトとは、3年前の青い自己存在の嵐の年からスタートし  て、今年、白い共振の魔法使いの年までの4年間にわたって続けられる、  地球規模のテレパシー実験です。私たち人類が12:60の計時周波数に  沿って生きているうちに弱めてしまった磁気感覚、テレパシーを、13:  20の地球本来のリズムに基づく毎日の瞑想により地球の磁場と同調させ、  地球の磁気的な場を回復させることによって、地球の両極をとりまく虹の  橋を出現させようというプロジェクトです。   それは、13:20のリズムに取り組む一つの方法でしょうし、日々、  倫理プロジェクトの瞑想を行うことで、自分自身の体内磁気の活性化や地  球とのテレパシー的同調も可能にするものだと思います。   倫理プロジェクトの情報といっても、実践のエッセンスだけ、しかも、  北半球にいることを前提とした情報です。(南半球の方は、ごめんなさい。  ただ、磁気の送受信の立場が違うだけなので、おゆるしを〜。)  簡単にやり方の説明をしておきます。(分かりにくかったら、遠慮なく突  っ込みを入れて下さい。(^^;) #《倫理プロジェクト》 # 赤い磁気の竜:自己発生・豊かさの色彩。喉<北の温帯>の部分から白 #  い磁気を南半球チームに発信する。 # サイ時間単位:青い電気の夜(調波行程1の3番)を活性化する。   これは、次のウェイブスペルの初日、磁気の月8日の例です。  赤い磁気の竜は、この日の銀河の署名(運命キン)です。  自己発生・豊かさの色彩とは、青い嵐から青い夜までの5つの太陽の紋章  の期間にいるということです。赤い竜はこの期間の第3番目の紋章です。   1年=365日は、このように同じ色でサンドイッチした紋章5つ組み  (=色彩)が73色彩あり、一年の最初と最後の色彩は同じになっていま  す。今年の場合は、白い魔法使いから白い鏡までの永遠・瞑想の色彩で始  まり、同じ色彩で閉じられます。一年=365日を紋章5つ単位に分割す  る訳ですから、色彩の始まりの紋章は、通路の地球家族(月、魔、嵐、種)  で、最後の紋章は、信号の地球家族(空、鏡、夜、星)になります。  [生物量定数の73色彩]   月-犬-猿-人-空(浄化・預言の色彩)   魔-鷲-戦-地-鏡(永遠・瞑想の色彩)   嵐-太-竜-風-夜(自己発生・豊かさの色彩)   種-蛇-世-手-星(開花・芸術の色彩)  例の赤い竜の日なら、自己発生・豊かさの色彩ということで、豊かさがひ  とりでにわき起こるイメージを持てばいいでしょう。   喉<北の温帯>は、赤い竜の紋章の「人のホロン」と「惑星ホロン」に  よる対応を示しています。  一つの色彩の間に、  人のホロンは、ルート−頭頂−喉−ハート−太陽神経叢とチャクラの対応  を移動させ、同時に  惑星ホロンは、南極−北極−北の温帯−赤道帯−南の温帯に対応していき  ます。  例の場合、喉の部分に意識を向け、同時に地球の北半球の温帯域と同調し  て、(この日の太陽の紋章(赤い竜)の色に)赤く光りだすイメージを作  り、同時にその場所から、(年の前半、共振の月14日までは)南半球の  倫理プロジェクト実践チームに対して白い磁気を発信し、受け取ってもら  っているイメージの瞑想をすることになります。  あわせて、ツォルキングリッドの中のサイ時間単位の銀河の署名「青い電  気の夜」の位置が活性化されているイメージを白い磁気に乗せて発信しま  す。   サイ時間単位は、13の月の364日を260キンのツォルキンマトリ  クスに対応させたもので、毎月7〜22日までの16日間×13月=208  キンは、1日1キンで対応します。  毎月1(〜3)日、(4〜)6日、23(〜25)日、(26〜)28日  (テレクトノンでいう塔の日)は、その前(後)を含む3日間をGAP  (銀河の活性化の正門)1キンに対応させています。  GAPキンは、全部で52キンで、208+52=260(ツォルキン)、  208+(52×3)=364(13月×28日)   磁気の発信と受信は、年の前半と後半で入れ替わります。  今年前半は、北半球のチームが白い磁気を発信し、南半球のチームが受信、  後半は、南半球のチームが黄色い磁気を発信し、北半球のチームが受信す  ることになります。   慣れないうちは、人のホロン、惑星ホロン(アルマナックのカレンダー  等の付録「13の月の暦ガイドブック」の28頁)やツォルキン(同33頁)の  図を確認しながら、その位置(例の場合、喉、北半球の温帯、サイ時間単  の青い電気の夜のツォルキン・マトリクス上の位置)とそれぞれの色(例  の場合、喉と北の温帯は「赤」、サイ時間単位は「青」)をイメージし、  それらの位置、色から、(年の前半は)白い磁気を南半球のチームに送信  するイメージを作ってみましょう。   慣れてくると、各位置と色がつながり、また、それぞれのイメージが並  列的に同調され、同時に、磁気の色と送受信のイメージもできるようにな  ってくると思いますので、少しずつでもやってみましょう。   なお、倫理プロジェクトの背景や理論、実践内容の詳細について知りた  い方は、手作りブックレットやビデオ教材がありますので、そちらをご覧  下さい。  ブックレット:「倫理プロジェクト(改訂版)」48頁、1,300円(送料別)  問い合わせ先:パン・ジャパン   Tel.0428-76-2604(1pm-6pm)、Fax.0428-76-2605  ビデオ:「倫理プロジェクト」3,900円(送料別)  問い合わせ先:PCCメディア・ライブラリー(ブイテック内)   Tel.042-386-5707、Fax.042-386-5708 ・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ 【Vol.22】白い共振の魔法使いの年 磁気の月19日 12・人  新しい年も第3週目に入っています。一昨日の10・犬(KIN10)の日から は、白い犬の季節(銀河スペクトル:65キン)の拡張の流れに入りました。 グランドクロスなど、宇宙の動きも特異なものになっているようですが、そ のような時だからこそ、個人レベルでも地球のリズム、銀河のリズムと同調 し、調整することに意味があり、また、個々のリズムの調整は、この惑星の リズム・磁気の調整に役立つものだと思っています。前号のマガジンから掲 載を始めた倫理プロジェクトを実践してみて、そんな思いを強くしています。  ●52年の運命の道筋を調べてみよう   「52年の運命の道筋」って聞いたことありますか?   では、実際に調べてみたことは?   52年の運命の道筋は、ドリームスペルに出てくるものですが、これを  調べてみることは、自分の人生と13の月の暦を重ね合わせてみる作業で  す。自分占いとしても興味深いものだし、13の月の暦になじむための遊  びにもなると思うので、紹介してみたいと思います。  ・最初に、あなたの銀河の署名はお分かりですね。  (「黄色い自己存在の戦士」。僕の場合の例、以下同じ。)  ・では、あなたの365日周期の誕生日は、13の月の暦の何月何日にな  るか調べて下さい。G暦の誕生日に該当する日付を13の月の暦のカレン  ダーで探してみましょう。  (G2/18生まれなので、「銀河の月12日」)  ちなみに、G2/29生まれの方は、、銀河の署名を決める段階でクリアして  いるはずですが、G2/29に当たる銀河の通路がないので、便宜上、前日の  G2/28(銀河の月22日)生まれとして処理しているかも。  ・さて、今年のカレンダーでは、この日の銀河の通路は何ですか?  (銀河の月12日は「6・竜」(KIN201))  ・この365日周期の誕生日に該当する銀河の通路は、年毎にどのように  移っていくでしょうか?ヒントは、毎年の名前。  そう、銀河の音は一つずつ進み、太陽の紋章コードは五つずつ進んで行き  ます。(365日を音の数13で割ると余り1、太陽の紋章の数20で割  ると余り5なので、その分ズレる。)  つまり、銀河の音は1〜13まで出てきますが、太陽の紋章は四つだけし  かでてきません。この四つの紋章グループは、色彩配列に現れる地球家族  のグループになっています。          <<<色彩配列>>>         黄  赤  白  青(色彩)  「地球家族」    極性   太  蛇  犬  鷲   受信する、頭頂    基本   竜  世  猿  戦   送信する、喉    中核   風  手  人  地   変換する、ハート    信号   夜  星  空  鏡   受信する、太陽神経叢    通路   種  月  魔  嵐   送信する、ルート         火  血  真実  空(氏族)  (僕の場合、「基本の地球家族」を構成する四つの紋章、赤い竜、白い世  界の橋渡し、青い猿、黄色い戦士を順に繰り返しています。)   13×4の組み合わせなので、52年で元に戻ります。(52年は、3  65日周期の暦と260日周期の暦の同期サイクルでしたね。)  13の月の暦では、52年で還暦になるということです。   仕組みが分かったところで、自分の52年の運命の道筋を「運命の城」  にしてみましょう。城とは、ウェイブスペルを4つ組み合わせたものなの  ですが、まずは、僕の例を見て下さい。   <わいあーの52年の運命の城>     世竜戦猿世        この城をみると、基本の地球家族の     猿   竜 戦猿世竜  4つの紋章が繰り返していることが分     戦(白)戦 竜  戦  かると思います。     竜世  猿 (赤)猿   右のウェイブスペルの1番目(磁気)         世   _世  の位置から、赤-白-青-黄の順に地球    猿世竜戦猿○竜世猿戦竜  家族の紋章を並べ、右-上-左-下の順    戦    戦    ̄   にウェイブスペルを作ったものです。    竜(青) 竜  戦猿    世  猿 世(黄)世    この城は、基本の地球家族に共通の    猿戦竜世 猿   竜   ものです。つまり、運命の城は、地球         戦竜世猿戦   家族の数=5通りだけなのです。   僕の場合は、誕生日の銀河の通路が4・戦士ですから、この運命の城の  右(東、赤)のウェイブスペルの第4番目から運命の道筋をたどることにな  ります。また、例えば、銀河の署名が「黄色い磁気の戦士」(1・戦士)  だったら、下のウェイブスペルの第1番目(中央の○のすぐ下)から運命  の道筋をたどることになります。   以下は、52年の運命の道筋の読み方、遊び方になります。   最初に、自分の現在の運命の道筋を見てみましょう。自分の運命の城で  現在の年齢の位置を読んでもいいし、昨年のカレンダーで誕生日の銀河の  通路を確認してもよいですが、とりあえず先ほど調べた今年のカレンダー  での誕生日の銀河の通路から答えを出すことにしましょう。  (僕の場合、今年のカレンダーで確認した銀河の通路は「6・竜」。一年  前だから、銀河の音はマイナス1(=プラス12)、太陽の紋章コードは  マイナス5(=プラス15)(または赤(い竜)の前だから黄色の紋章の基  本の地球家族)すれば「5・戦士」になります。上の運命の城の位置では  下のウェイブスペルの第5番目。)   磁気の月1日つまり元日の銀河の通路がその一年の名前になるのと同じ  ように、あなたが現在歩いている一年(あなたのこの前の誕生日から次の  誕生日までの一年)が誕生日に当たる一日の銀河の通路と同等の関係にあ  ると考え、あなたの一年の意味を銀河の音と太陽の紋章のキーワードから  イメージしてみましょう。  (僕の場合、「5:倍音の・・輝き、授ける、命じる」、        「黄色い戦士・・知性、問う、大胆さ]   ということで、知性を使って自分に大胆さを命じるとか、大胆に問いか   けることで自分に輝きを授けるように、自分に行動を命じる一年である   ようです。)   現在の自分がチェックできたら、生まれてからこれまでの各年も調べて  みましょう。この365日周期の誕生日のキンがどのように推移していく  かを見ることが「自分の52年の運命の道筋を調べること」になります。  (僕の場合は、0歳(4・戦士)、1歳(5・竜)、2歳(6・世界の橋  渡し)、3歳(7・猿)、4歳(8・戦士)・・・40歳(5・戦士)と  なります。このメールマガジンを発行し始めたのは、現在より一つ前の年  回りなので、4・猿、遊びを形にしたことがよく分かります(笑)。)   占い的にみると、銀河の音が、1、5、9、13とウェイブスペルの門  や塔の位置にある時(四次元の時間パルサー)が変化の時であり、その間  の部屋の位置にある時は、その期間の流れが対応することになると思いま  す。  (僕は、この一年=倍音から「行為のリズムを拡張する」流れに入った。)           <<<ウェイブスペル>>>        磁気(1)の門\             ↓1   /宇宙(13)の門、輸送する       行為の基礎 ↓2  13 12↑       を確立する ↓3 ← 11↑ 行為を             ↓4   10↑ 変換する              56789↑        倍音(5)の塔/→→→→ \太陽(9)の塔              行為のリズム              を拡張する   特に、宇宙の門から磁気の門へと魔術飛行する2年は、チェックしてみ  ると面白いと思います。  (僕の場合は、9〜10歳(小さい頃の病気から回復した頃)、22〜  23歳(就職の頃)、35〜36歳(精神世界に興味を持ち始めた頃)に  当たっているようです。)   この銀河の音に注目する見方としては、自分の銀河の署名の音が巡って  くる0歳、13歳、26歳、39歳、、という年回りのチェックのほか、  神秘の組み合わせになる銀河の音の年をチェックするというのもあります。  銀河の音の神秘の組み合わせというのは、銀河の音の合計が14になる年  の組み合わせのことです。なので、14から自分の銀河の音の数を引いた  数になる音の年回りをチェックすることになります。  (僕の場合は銀河の署名の音は自己存在(4)なので、10の音の巡り合  わせになる年ですね。現在、僕は銀河の音5の年回りにいるから、直前は  8年前(5+13-10)で、32歳。神秘の予期せぬ働きってなんだったんだろ  う?)   太陽の紋章の方に着目すると、やはり自分の銀河の署名と同じ紋章にな  る年は、自分らしさが増幅される年と考えてよいのではないでしょうか。  こちらは、誕生からの4年周期で巡ってきますから、0歳、4歳、8歳、  と4の倍数になる年齢が該当します。   また、同じ地球家族の紋章の中にはコード番号が10離れた「反対」の  紋章が必ずあり、自分の紋章の年回りとは2年離れた関係で巡ります。  つまり、2歳、6歳、10歳、、と4の倍数プラス2歳の年齢が反対の紋  章の年回りになります。   紋章関係では、シンプルに4色に注目して、赤−創始、白−洗練、青−  変容、黄−熟成を、各年回りに当てはめてみてもいいでしょう。   13の月の暦での誕生日と同じ各月の日付をお祝いするという、28日  周期の誕生日を通して、あなただけのひと月(28日)周期の意識の仕方  を紹介したことがありましたが、その中の一日は365日周期の誕生日と  重なる(同じ地球家族の紋章になる)ほか、毎月の同じ日は紋章は違って  も同じ色になっています。(同じ紋章は、倍音パルサーの関連月に登場。)  この見方では、新年になると、その年に迎える誕生日の太陽の紋章と同じ  色に変ることになります。  (各月12日は、昨年中は黄色い紋章、今年は赤い紋章。)   年毎の誕生日の銀河の通路の動きをキン番号でみると、365と260  の差である105キンずつ進むことになります。これは、260キンのツ  ォルキンを城(52キン)5つで示した旅程盤でみると、城を二つ越えて  プラス1キン進んだところになります。  1年=365日の間に城を七つ(52×7=364)とプラス1キンだけ  動くということなのですが、ダブった二つ分の城プラス1の期間(実際に  は三つの城にまたがる期間)のキンの流れ、ウェイブスペルに注目してみ  る、次元パルサーや倍音パルサーの関係になる年の関係をチェックするな  どの遊び方もありそうです。   それから、日々の銀河の通路を確認する時に、自分の地球家族のグルー  プの太陽の紋章の日がきたら、その日の銀河の通路が何歳の自分に対応す  るのかをチェックしてみるのも興味深いです。5日ごとに来る自分の地球  家族の紋章の日が、5歳ごとの年回りになることが確認できますか。  (ちなみに、昨日の11・猿は、上の運命の城で、右のウェイブスペルの  11番目にありますから、4番目を0歳として、僕にとって7歳(59歳)  の年回りに対応する一日でした。その次の3・戦士は、12歳(64歳)  の年回りに対応しています。)   自分と同じ地球家族の紋章の日のキン番号が分かれば、その日が何歳の  自分に対応するかを出すこともできます。  <自分の地球家族の日のキン番号−自分のキン番号>で、答えが0未満、  52歳以上(でもOKですが)になるときは、52を加減しましょう。  (昨日の11・猿は、KIN11で、黄色い自己存在の戦士はKIN56ですから、    11-56=-45 → -45+52=7歳 , 7+52=59歳・・・)   52年の運命の道筋については、高橋いづみ著「暦のちから」VOICE刊  でも詳しく紹介されています。   「暦のちから」の中でも、52年の運命の道筋を調べるには、全体の構  造を押さえると同時に、それぞれの年回りの力や働きをチェックすること  が大切だということが書かれています。銀河の音や太陽の紋章の変化のパ  ターンを押さえれば、そこに含まれるいくつもの周期のリズムを感じるこ  とになります。それぞれの年回りは、その周期の中にあってこそ、果たす  べき機能を活かすことができるのでしょう。また、それぞれの年回りの機  能は違っていて、その組み合わせ、流れによって全体が成り立つものでも  あり、それは、ひとつ一つのキンの中にも全体性が含まれていることを教  えてくれているようです。   いつも言っているように、13の月の暦関連では、知識として学ぶので  はなく、自分なりに体験し、感じることが大切です。  今回の内容は盛りだくさんで、一度には消化できないかもしれませんが、  あなたの52年の運命の道筋を実際に調べてみて、上に紹介した色んな読  み方や自分なりのチェックポイントでも構いませんので、少しずつでも、  興味の向く範囲の読み方で、自分の人生と照らし合わせながら、あなたに  とっての13の月の暦のリズムを感じてほしいと思います。 ・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ 【Vol.23】白い共振の魔法使いの年 月の月4日 12・蛇  磁気の月が過ぎ、月の月の第1週です。  磁気の月に、引きつけ、統一された目的とは何だったのだろうと、振り返 ってみました。  ●磁気の月を振り返って   僕の場合は、常々、頭で考えるのではなく、実際に行動し、それに対す  る反応を体験する中で、気づきをもらっていますが、先月の主な体験はこ  んなものでした。   それは、磁気の月27日(G8/21)の貴重な体験です。  というのは、13の月の暦をほとんど知らない方に、この暦についてお話  しする機会をいただいたのです。   もともと人前で話すのは苦手だし、お話しをするほどの知識もないと思  っているので、講師は勘弁して、、とお断りするはずだったのですが、気  楽な会だから、というお誘いに、一緒に遊ぶのだったらOKですと引き受  けてしまいました。  (改めて言っておきますが、僕は13の月の暦のファンではありますが、  その知識はまだまだ。このマガジンに書いているのは、参考書籍の情報を  調べて補強したり、自分自身のお遊びの中で見つけた謎だらけの情報など  を、しかも、何度も書き直したりしながら仕上げている訳で、その結果が  この程度ということ(^^;)なので、皆さんの前に出てお話しするのとは、  全く違うレベルの作業をやっているのだと思っています。)   実は、この件があったので、自分なりに初心者向けの情報を整理してみ  たのが、サイトの「びぎな〜'ず ぺぇじ 」だったのですが、実際にお話  しするとなると内容どおりにはいかないものですね。それでも、13の月  の暦自体知らない方もおられるということで、13の月の暦そのものより  も、その背景にある宇宙・自然のリズムと私たちのリズムの関連、カレン  ダーや時計の働きなどについて、一緒に考えていただきながらお話ししま  した。   この日、一番実感したのは、いかに時計が社会生活の基盤にあるかとい  うことでした。   僕自身、時計を持つことなく、普段の生活を送っているような気分でい  ましたが、実際の社会生活に不自由していないのは、それだけ世間に時計  があふれている証拠だということがよく分かりました。   確かに時計を捨てることは、社会生活のシステムを根本から変えること  になるでしょう。○時から○時まで働くとか、△時にデートの待ち合わせ  をする、などが無くなるのですから。   時間の管理は、効率性をもたらすもので、現在の経済活動を支えている  ものでもあります。でも、例えば、デートの待ち合わせ時間が過ぎれば、  遅れた側にはあせり、待っている側には不安や怒りというプレッシャーを  与えるものでもあるのです。   時間というものには、二つのものがありそうです。   一つは一定に流れる時間。それは区切られ、合意として共有され、現在  の社会生活を成り立たせているもの。時計として表現される時間。   もう一つは、心の時間で、伸び縮みするし、「今」を中心に未来も過去  も放射状にあり、いってみれば、今の中に折りたたまれているもの。その  時間は、時計で測ってみても、その一単位を共通認識とすることはできな  い。なぜなら、同じ一秒が、意識されることもなく消えることもあり、ま  た、永遠と感じられるほど存在しつづけることを、誰でも知っているから。   現在の社会システムを変えるだけの意識の変化が訪れるまでは(自分だ  け捨てようとは思っていない(^^;)、せめてプライベートな時には、時計  に縛られない心のゆとりを大切にしたいと、改めて思いました。   また、13の月の暦の魅力も、これまでは様々な周期性が感じられるこ  とだと言っていましたが、今回お話しさせていただいているうちに、社会  的にコントロールされている時間だけが全てではなく、より自分にとって、  地球にとって、宇宙にとって、自然なリズムへと意識を向ける切っ掛けを  くれるところかなと思うようになっています。   しかぁ〜し、、貴重な体験は、希少であるからこそ、、、やはり、人前  でお話しするのは勘弁ですぅ。(^^;)   そんな体験を引きつけて、統一されてきた目的は、インターネット上で  の活動を通じて、時間意識を変える(暦を替える)グループを支援するこ  とかなぁなんて感じています。   そして、どんな内容として具体化するのかに取り組んでいく過程で、今  月の「挑戦」が見つけられそうな予感です。  (どうして、そういう結論になるのか分からないかもしれませんね。もち  ろん書ききれない他の体験もあり、それ以外にも過去の経験、未来への期  待もあり、それらもろもろの思いを総合した「今、ここ」にいる自分なり  の解釈としかいいようがないかも。) ==================================================================== ◇ おあそび中(^^)  今年が「白い魔法使いの年」だと実感できた瞬間。。。  それは各月の1日には紋章に色塗りが不要だと気づいたとき。  (いや、、どうしても塗りたいわけではないっす。((((^^;)) ==================================================================== ・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ 【Vol.24】白い共振の魔法使いの年 月の月17日 12・鏡  月のサソリの月も第3週目です。今年、挑戦していく課題は分極化(対象 化)され、感じられるようになりつつあるでしょうか?僕の場合もいくつか 目の前に現れてきているようなので、急がず今週(第3週)の変容と来週 (第4週)の熟成を経てどのように感じられるか味わってみたいと思ってい ます。  ●ガイドブックを自習する(1)   さて、今回からシリーズで「13の月の暦ガイドブック」に沿った自習  レポートをやってみます。ガイドブックをお持ちでない方には申し訳ない  気もしますが、コンパクトな割に、とっても充実した資料ですので、もし  お持ちでない方には、この機会にぜひゲットをオススメします。 (ガイドブックは、アルマナックさん、白い水晶の犬さん、KOZO&WAKIKOさ  ん作成のカレンダー、ダイアリーや手帳を買うと付録でもらえます。   ★ アルマナック(旧.PCC東京)    お申込み&お問い合わせ先:TEL.047-495-5607(13:00〜18:00)                 FAX.047-495-5608   ★ KOZO&WAKIKO    お問い合わせ先:FAX.0422-21-9593/E-mail:kozo@k.email.ne.jp    サイト:「Rainbow Bus」 http://www.ne.jp/asahi/kozo/wakiko/  なお、これらの入手情報の詳細は、次のページを参照して下さい。  http://members.aol.com/Entaku/GETCALENDAR.htm)   では、早速、始めます。最初は、、表紙のマークから。(^^)   このマークは、銀河の盾(Galactic Shield)と呼ばれ、無償配布の学習  教材にのみ使用が許されているものだということが裏表紙の注記に書いて  あります。つまり、銀河時間ツール(4次元の時間に関する学習教材)で  あることを示すマークであるようです。   右に赤、上に白、左に青、下に黄色、そして中央に緑、この配色はドリ  ームスペルに出てくる「旅程盤」の5つの城や「お告げ盤」の5つのリー  フと同じです。   ドリームスペル・テキストにある用語解説によれば、  銀河の盾:色彩開示のデザイン原理を表現する、銀河の第5の力の表象  とあります。   やはり難解ですね。(^^;)   色彩というのは、例えば、赤−白−青−黄−赤のように、太陽の紋章の  色5つ組のことで、4色のワンセットにプラスワンの要素を加え、一つの  周期から次の周期に動かす力や動きの重点を含む世界観を指すものだと思  います。  ということで、赤、白、青、黄の4色とプラスワンでどの色でもある緑で  表されたマークは、5つ組の色彩つまり上の世界観として、銀河の第5の  力(銀河の時間周期を動かす原理のこと?)を示したものということでし  ょうか。   中央の形も気になりますね。これは、マヤの最高神フナブ・クを表して  いるものだと聞いた気がします。「マヤン・ファクター」に収録されいる  図(p82,83)で確認できました。六角形の外周は違うようですが、その中の  デザインはフナブ・クとされています。  フナブ・ク(Hunab ku)については、ホゼ・アグエイアス博士の著作に次の  ような解説があります。  銀河の中心、すべての知性と秩序の自己存在的な絆。至高の中心となる権  威、すべての次元的な知を調整する力。「運動と尺度をもたらす唯一者。」  マザー(普遍的な存在の基礎包括単位)の中心。  (「アルクトゥルス・プローブ」p305)  通常「運動と尺度を与える唯一者」と訳されている。これは、太陽を超越  した生命の原理である。その観点からすると、フナブ・クとは、銀河の中  心の呼称であるが、それだけでなく、その目的と活動をも表わすものでも  ある。運動とは、エネルギーや生命の原理、またあらゆる現象に内在する  普遍的な意識に対応しており、尺度とは、エネルギーがあらゆる変容を通  して帯びる、あらゆる限定された質の要因となるリズム、周期性、形の原  理を指す。(「マヤン・ファクター」p81)   緑色の部分と白色の部分が反転した形になっていますが、段状になって  いるところが、上下左右に3段ずつあって、真ん中で丸まっている部分を  合わせると、3×4+1=13 という構造が見えてきます。一つのウェ  イブスペルを構成する紋章は、まさにこれに当てはまります。例えば、次  の黄色い太陽のウェイブスペルでは、下のように、同じ色の紋章が3つず                      つ、そして、最初の色と同じ   太           黄      色がプラスワンという構造に   竜  人猿       赤  黄青  なっています。   風   犬   =   白   白   イン・ラケチのごあいさつ   夜   月       青   赤  での握手の形は銀河の盾であ   種蛇世手星       黄赤白青黄  り、ウェイブスペルの形にな                      っているのもうなずけます。   また、四方に向かってカタツムリのツノ状の突起が2本ずつ伸びていま  す。目に当たる部分は4色に対応しています。先ほどの3段をこの2本の  突起で分けると5つの部分になり、四方×5パーツは、4色×5つ=20  個の太陽の紋章に対応するもののように思えます。   それから、この段状の構造は、      ■■  右のような形にも見えますね。      ■□□■  真ん中の白い四角はわいあーが     ■ □□ ■  補ったものですが、この縦の2    ■  □□  ■  列の間を一こま空けると、、     ■  □□  ■  そう、ツォルキン・グリッドの     ■ □□ ■  中央部分の銀河の活性化の正門      ■□□■  の形に対応しているものかもし       ■■  れません。  (ガイドブックp33のツォルキン参照)   もう一つ気になったのは、中央のマークが緑と「白」になっている点で  す。なぜそうなのかは分かりませんが、ドリームスペル創世記での   :そして世界の橋渡し、不死なるものが到着し、死から魅惑の   :領域に至るまでのすべてに交差する波動魔法期を放った。  という記述や「交差の白い北の城」の「交差」が意味するところ、死から  魅惑の領域までだから、第2の城から第5の城までにまたがる力が表され  ているのではないかと想像してしまいました。   てへへ〜、マーク一つで結構遊べますね。(^^)   この調子でいくと、ガイドブックをひととおり自習するのに何回の連載  になるのか不明ですが、気にせず、ゆっくりじっくり亀の歩みで進んでい  きたいと思っていますので、よろしくお付き合いのほどを。  ●勉強会をご一緒しませんか   ローカルなお話しで恐縮ですが、東京地区で13の月の暦の勉強会をや  りたいと思っています。一度掲示板でメンバーを募集しましたが、まだ本  格的に開催する段階になっていませんので、こじんまりしたところから活  動を広げようとしているところです。   ということで、内容や開催場所、日時など、詳細は何も決めていません。   一応、僕の希望としては、  ・月一回程度の頻度で継続的にやる  ・一方的な説明会(先生−生徒の関係)ではなく、相互自発的活動とする  ・13の月の暦の初歩から始め、テレクトノンなどの銀河ツールにも進む  という感じですが、具体的には、全てメンバーの意見を持ち寄って、決め  ていければと思います。メンバーが少なければ、少ないなりに動いていく  つもりです。  (僕は東京都品川区、京浜急行沿線在住なので、放っておくとその近辺に  会場を探すことになると思います。)   興味がある方は、わいあーまでメールでお知らせ下さい。  (e-mail:waiar@aol.com)   とりあえず、次の水晶の日(電気の月2日(G9/21))までの時点で集ま  ったメンバーで活動に向けて動こうと思います。  (が、以降も随時声をかけていただければと思います。) ==================================================================== ◇ おあそび中(^^)  フナブ・クをインターネットで検索したら、ペルソナ2〜罪というゲーム に登場しているんですね。種別はWORLD、いかにも、、ですかね。 プレイするならこいつを使いたいぞぉ!(そんな暇ないか・・(^^;))  その昔、女神転生シリーズが好きで、ケツァルコアトルとかはそちらの方 で馴染みがあったことを思い出してしまいました。 ==================================================================== ・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ 【Vol.25】白い共振の魔法使いの年 電気の月2日 12・猿  電気のシカの月、奉仕を活性化する月に入りました。前月までに見えてき た対象に対して、どうしたら目標へ向かうためのベストな奉仕ができるか見 つめていきましょう。  ●ガイドブックを自習する(2)   亀の歩みシリーズですから、目次も味わうことにしましょう。   目次をパッとみても、口元がにんまりしてしまう、わいあーです。(^ー^)   だって、章の数は、週と同じで、ウェイブスペルの13の真ん中に当た  る”7”だし、最終ページは「巻末」にして、”52”ページにしてある  んだもの。   52といえば、一年は52週、260日周期のツォルキンの1/5で、  城と呼ばれる期間(ウェイブスペル4つ分、13×4)でもあり、また、  365日周期と260日周期の暦が同期する年数でもあるんですよね。   アルマナックの間宮さんの遊び心というか、こだわりが見える気がしま  す。   目次に従って、ガイドブックの構成をみても、ガイドブックの自己紹介  から始まり(「はじめに」)、第1章から第4章までは「13の月の暦」  の初級編で、ここでも調波(赤、白、青、黄色の4色組み)の4を単位と  したまとまりが見えます。   そのまとまりの4から一歩踏み出し、動かしていく5の力は、第5章の  「さらに深く・・」に見て取ることができます。   そういえば、7は13の真ん中と言いましたが、4は7の真ん中の数で  す。真ん中の数であるということは、そこを折り返し点とした対称構造を  持つことが想定できます。  第1章の「最初はちんぷんかんぷん・・」  第7章の「Q&A」  第2章の「疑問はまず自分で考えよう・・」  第6章の「関連情報」  第3章の「暦の意義」  第5章の「暦の構造」  そして、第4章はベースとなる「暦の基本の仕組み」  こじつけみたいな気もするけど、やはり折り返しの対応が見えるようで、  面白いです。   最後の高橋徹さんとアグエイアスご夫妻の言葉は、ガイドブックを総括  し、13の月の暦との付き合い方を教えてくれているようです。         ・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・   さて、次は「はじめに」です。   このガイドブックは、日本語版テレクトノン完成記念の贈り物だという  ことで、それが表紙の「特別限定保存版」ということになるのですね。  この日本語版テレクトノンについては、40ページにテレクトノンの解説、  41ページの前半に日本語版の製作の状況が載っています。   テレクトノン・キットの製作は香港で現在進行中ということで、それが  日本に到着し、実物が手元に届くまでには、あと数ヶ月は待つことになり  そうですが、その間に、テレクトノンの基礎でもある13の月の暦のお勉  強をし、また、テレクトノンを一緒に遊ぶ仲間のグループが各地にできる  といいなぁ!なんて思っています。   僕が勉強会を呼びかけたのも、そんなグループの一つを自分でも作ろう  という思いなんです。また、各地でのグループ作り、メンバー集めの情報  交換ができる場所をインターネット上のサイトとして作ることを企画中で  す。(この件の詳細については、サイトのページができてから、お知らせ  します。)   話しを戻して、特別限定保存版に関しては、今年「白い共振の魔法使い」  と、間宮さんの銀河の署名「白いスペクトルの魔法使い」との関連も見え  てきます。共振(7)とスペクトル(11)は、銀河の音を表記するドッ  ト・バー・コードのパーツ数がどちらも3つ。2次元の感覚パルサーの関  係があるわけで、そのキーワードが「奉仕を見出し、実行する。」ですか  ら、特別限定保存版のガイドブック発行という奉仕を実行したのか。。な  んて想像すると、くぅぅっていう感じです。(ま、製作されたのは昨年、  赤い律動の月の年ですから、これは深読みのしすぎかもね。)   でも、次元パルサーの隣りの関係にあるということは、4年後の白い魔  法使いの年は、ばっちり銀河の署名と同じ名前の年になるということで、  他人事ながらワクワクします。(いや、きっと僕たちにも奉仕の贈り物が  いただけるに違いない。。なんてね。(^^;))   それから、<MMコラム>欄、Mamiya Mariko さんの体験、見解のコ  ラムということでしょうが、痒いところに手が届くというのは、こういう  もののことだろうと思います。とっても分かりやすくて大好きです。   このシリーズも、次回からは本文に入っていきますが、わいあー版のコ  ラムになれば嬉しいなって思っています。 ・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ 【Vol.26】白い共振の魔法使いの年 電気の月15日 12・種  電気のシカの月、奉仕を活性化する月、しかも、この赤い空歩く者のウェ イブスペルには自分の銀河の署名(ツォルキン・バースデー)があり、自分 が担ったキンの力を育むウェイブスペルのそれぞれの銀河の音、そして組み 合わさった太陽の紋章の力をじっくりと味わい、体験を楽しんでいます。  ● ガイドブックを自習する(3)   今回は、第1章 「13の月の暦」を初めてお使いになるかたへ を自  習します。   まず13の月の暦の基本的な使い方は、日々日付を確認することだとあ  ります。ここは深読みして、今日という日の意味はとか、働きはというこ  とを確認するのではなくて、単純に表面的な情報をチェックするというこ  とでOKでしょう。   例えば、今日なら、、    月 :電気の月    日付:15日   だけでいいし、むしろ最初はそこからだと思います。  壁掛け型のカレンダーの表面的な情報といっても、大きく2種類に分けら  れます。  これはガイドブックでは次の第2章(p4)や第4章(p8)に書いてあるこ  とですが、13の月の暦には365日周期と260日周期の2つの暦が組  み込まれています。  なので、365日周期の暦に関する情報と260日周期の暦に関する情報  の2種類あるわけです。  では、実際の壁掛け型カレンダー上で、今日についての情報を区分してみ  ます。  ■カレンダーの上半分(かっこ書きはガイドブックの関連ページ)  ・左上の数字:3(電気(3番目)の月を示す。)→365日周期  ・その下のカギ型の図:惑星奉仕のウェイブスペルでの電気の月の位置と    次元パルサー、倍音パルサーの関連月(p24,p23)→365日周期  ・点3つ:月の名前である電気(3番目)の音の表記(p12,p14)    →365日周期  ・私はどうしたらベストの方法で仕えることができるのか?:今月の問い    (p25)→365日周期  ・Electric Deer Moon:電気のシカの月、今月とトーテム動物の英語表記    (p25)→365日周期  ・奉仕(活性化する、つなぎとめる):今月(電気の音)のキーワード   (p14,p25)→365日周期  ・電気の月:3番目の月の呼び方(p24,p25)→365日周期  ・シカのコルク人形:今月のトーテム動物(p25)→365日周期  改めて、上半分は全部「(電気の)月」に関する情報だと確認できました。  13の各月は、365日周期の暦の方だから、全部365日周期で当然で  すね。(^^;)  ■カレンダーの下半分(G10.4の関連部分)  G:1999.9.20-199.10.17:電気の月に当たるグレゴリオ暦の期間(p24)    →(365日周期?)  SUNDAY:13の月の暦での曜日→365日周期  左端の青い11:今年の11週目、今月の第3週→365日周期  15:日付→365日周期  黄色い戦士の紋章:今日のガイドキン→260日周期  12・種の音と紋章のマーク(p14,p15):今日の銀河の通路のマーク   →260日周期  KIN64:今日の銀河の通路(12・種)のキン番号(p33)→260日周期  黄色い水晶の種:今日の銀河の通路(12・種)の銀河の署名としての呼   び方→260日周期  10.4:グレゴリオ暦の日付→これはどちらの周期の暦でもない(^^;)  中黒の二重丸:銀河の活性化の正門のマーク(p33,p35)→260日周期  月(最下段):グレゴリオ暦の曜日→これもどちらの周期の暦でもない  右端の青い11:13週周期の11週目→365日周期   日付の欄は、基本的に日付、曜日と週の番号のみ365日周期で、各日  付の中・下段はいろんなマークを含め260日周期の暦の情報です。  それから2つの周期とは直接関連しない情報としては、グレゴリオ暦の日  付や曜日、月相のマークなどがあります。   上には参考のために、表面的な情報を全部書き出しましたが、もちろん  全てを確認していく必要もありません。できる範囲、気になる範囲で続け  てみることが、新しい習慣を、日々の生活の中に取り入れていくことであ  り、暦に含まれている地球のリズムに共振し同期しながら暮らすことにな  るのだと思います。  あえてこの段階で、カレンダー上の情報を260日周期と365日周期に  区分したのは、日々の日付を確認する作業の中でも、どちらの周期の情報  をチェックしているのか意識した方がいいと思うから。  そして、28日周期の日付の感覚に慣れるには、365日周期の暦の方の  情報から意識してみるのだと思います。   電気の月の15日、日曜日、第11週と最初は表面的な情報に過ぎませ  んが、慣れてくると電気の月の銀河の音3のキーワードや問い、パルサー  の関連月、第3週目の第1日目(日曜日は7日間の第1日目)であること、  第3週の色は青であること、月の後半の第1日目であることなどが自然に  意識できるようになり、流れの中での位置やその意味付けが見えてきて、  より能動的に今月の問いに対する自分なりの答えを28日間(4週)かけ  て作り出すようになると思います。   僕自身は、260日周期の暦の情報の方に興味がいき、各月の28日周  期という365日周期の暦への意識はむしろ後からついてきているのです  が、どちらの周期にも共通する13の銀河の音の運動の働きを実感するに  は、13か月の惑星奉仕のウェイブスペル(p24)が一番の基本であるし、  この地球上の時間感覚を意識化する自然な切り口だと後で気づきました。   長くなったので、暦を使っていくための自分なりの工夫などについては  次回にします。 ・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ 【Vol.27】白い共振の魔法使いの年 電気の月28日 12・地球  電気のシカの月の奉仕の活性化は、ちょうど自分のツォルキン・バースデ ーがあり、その前後の自分のウェイブスペルを実感しながら、「PAN集い のひろば」のサイト(http://members.aol.com/panhiroba/)をOpenさせ たり、暦の定例的な勉強会「Team時遊」を始めたりと、個人的には何かと動 きのある時期でした。その動きは、「場」を作るものだった気がしますが、 電気の月では場をつなぎとめただけ、これからその場でどう遊ぶか楽しんで いきたいと思っています。  ●ガイドブックを自習する(4)   前回に続き、第1章 「13の月の暦」を初めてお使いになるかたへ  を自習します。 # 暦の使用を継続していく上で長続きの秘訣となるのは、毎日暦を使うのが # 楽しくなるような、自分なりの工夫をしていくことだと思います。  (ガイドブックp2)   僕の場合も、自分なりの工夫というか、いくつか習慣的にやっているこ  とがあります。  (1) カレンダーやダイアリーに色塗りをすること。    今年の場合は、KOZO&WAKIKOさん製作の「銀河の暦」と手帳、それか   ら、コズミックダイアリーのその日の太陽の紋章に、日々色塗りをして   います。蛍光マーカーで、ちゃっちゃっと塗るだけですから、1分もか   からない作業です。  (2) メールや書きこみに、13の月の暦の日付と銀河の通路を書くこと。    これもやっていらっしゃる方は多いと思いますが、メーリングリスト   や掲示板などへの書きこみには、その日の日付と銀河の通路を書いてい   ます。    僕の場合は、今日だったら、、     電気の月28日(G10/17) 12の地球(KIN77)の日に   なんて書いていますが、銀河の通路は「12・地球」と書く方も多いみ   たいです。それ以外にも、その日の倫理プロジェクトのサイ時間単位や   人のホロンのチャクラの位置や「調波配列」「色彩配列」のその日の太   陽の紋章のキーワードを書くなど、いくらでも応用ができます。   (ちなみに「赤い地球」なら、母体を創始する。自己制御する。(調波   配列から)青の色彩(空の氏族)を変換・活性化する。(色彩配列から)   などが書けます。)    要は、その日に自分が意識した情報を書いてみると、一層馴染めるの   ではないかということです。    パソコンなどで書く場合は、その日の銀河の通路は「12・地球」の   ように書きますが、手書きの場合は、銀河の音と太陽の紋章をマークで   書きます。これも結構楽しいものです。  (3) 上の(1)の手帳の紋章への色塗りに併せて、その日の太陽の紋章のマ   ークの周りに運命パターン配列(ガイドブックp31)を作っています。    今日だったら、           空          手地風           種   という感じですが、もちろん文字ではなく、マークを書いています。    実際に、太陽の紋章のマークを書いて(さらに色塗りして)みると、   また身近に感じられるのではないでしょうか。  (4) それから、テレクトノン(英語版)も13個のパーツだけは日々動か   しています。13個というと多く感じられるかもしれませんが、月日、   銀河の通路、基礎運命パターン(運命、類似、反対、神秘、ガイドの各   キン)の位置を目盛っているだけの1分もかからない作業です。   日本語版にも、あと少しで会えると思うとワクワクしています。(^^)    以上、僕の場合の工夫は、ただカレンダーを眺めるのではなく、作業   化して体験するということのようです。    もちろん、これらだけではなくて各人各様の工夫があるでしょう。    水晶の円卓の日や魔術の亀の日(ガイドブックp19)、銀河の活性化   の正門の日(同p35)を意識してみたり、パルサー(同p23)に注目した   り、それらは結局、それぞれの方が、この暦のいろんなキーワードや周   期の働きの中で、興味を惹かれていることの意識化なのだと思います。    月の満ち欠けを意識している方もいらっしゃるでしょうね。それは、   13の月の暦の周期と完全に一致するものではありませんが、自然のリ   ズムとの同期、共振という点では同じだと思います。    ガイドブックに書いているように、 #  「13の月の暦」の中には、私たちの住む地球にとって大事なリズムが # たくさん組み込まれているからです。この暦を見ながら日々生活すること # そのものが、私たちの生きている「場」としての地球に、毎日私たちの意 # 識を向けて一緒に共振し同期しながら暮らしていくことになるのです。 (p2) # 日付を追いかけ続けることそのものが、暦の中に組み込まれているさまざ # まな周期の持つ力を生み出していく基礎、原動力となるからです。一日、 # 一日、マイペースで着実に日付を意識していくことが、暦の中に含まれて # いる複数の周期のリズムに、自分自身を同期させていく一番の早道です。 (p3)  暦のリズム、周期の意識化こそ、自然のリズムとの同期、共振であり、本  来のリズムを取り戻す、リズムに乗った状態の力を発揮することになるの  だと思います。   そうしたリズムの意識化は、マイペースで興味の向く範囲のことをやる  ことが大切だし、別に無理をしなくても、必要なタイミングで必要な情報  が目の前に現われてくるものなのです。   頭で理解しても、存在ごとリズムに乗ることはできないし、でも、例え  ば、その日の太陽の紋章の色(赤白青黄)をその日のイメージとして感じ  るだけで、その意味が分からなくても、暦のリズムへの共振が起きている  ことになります。   最初の暦とのつきあい方の秘訣は、頭で理解しよう、理解しなければな  らないという思いこみを捨てて、分からなくても気にせずに、ただ自分の  興味が向く範囲で遊ぶ、楽しみを実感するということのようですね。          ◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇  ●ツォルキンと調波配列は似ている!?   円卓のサイトにある「Q&え?」に神秘のパートナーについての質問が  ありました。答えはそちらをご覧いただくとして、その過程でちょっとし  たことに気づきましたので、こちらに書きます。   ツォルキン(ガイドブックp33)の図で神秘のパートナー同士の位置関  係を説明したついでに神秘キン同士の位置関係も考えてみました。   神秘キンというのは、ガイドブックp31にあるように太陽の紋章のコー  ド番号を足すと21になる関係ですから、ツォルキンの図で見ると、一番  上の「赤い竜」と一番下の「黄色い太陽」のペアから、真中の「白い犬」  と「青い猿」のペアまで、犬と猿の太陽の紋章の間の水平線で折り返した  対称の位置になります。   この神秘キンの位置関係をガイドブックp26にある調波配列で見ると、  神秘のパートナーで説明したのと同じ動きをします。   で、気づいたのは、ツォルキンと調波配列の共通点です。  (1) 左上「赤い竜」で始まり、右下の「黄色い太陽」で終わる。  (2) 真中は「白い犬」と「青い猿」になっている。  (3) 最上段は赤い色の太陽の紋章で、最下段は黄色になっている。  (4) 上から「赤、白、青、黄」の色の順になっている。  (5) 列の数は、どちらも奇数   まあ、調波配列の太陽の紋章を縦一列に並べたのがツォルキンの列です  し、それを四色のグループで5列縦隊にしたのが調波配列ともいえるわけ  ですから、当然といえばそれまでですが。。   ただ、ツォルキンは「時空のサーファー」の中では《調波測定装置》  (ハーモニック・モジュール)と呼ばれていますし、(p80)  ツォルキンの縦の列を「調波行程(Harmonic run)」と呼んでいる”調波”  つまり「赤、白、青、黄」の繰り返しが強く意識されました。   そういえば、上の次のウェイブスペルのコーナーの情報にも調波番号と  キーワードが含まれています。これもツォルキンの中での位置や調波配列  の時間セルなどと対応させてチェックしてみると面白いかもね。 ・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ 【Vol.28】白い共振の魔法使いの年 自己存在の月13日 12・犬  自己存在の月も半分を過ぎようとしています。また、今週から白い共振の 魔法使いの年の第2四半期に入ったところです。一年52週間は13週×4 ですから、週単位のウェイブスペルでは、2番目のウェイブスペルの磁気の 門の週にいることになります。  週単位の2番目のウェイブスペル、月の第2週ということで、洗練を意識 させられる出来事が多く感じられます。(ただ単に自分が洗練されていない ことが自覚できているだけともいえますが・・(^^;)  どこか一点ではなく全体をクリアに見たいという思いを強く感じている昨 今です。  ●ガイドブックを自習する(5)   今回は、第2章「13の月の暦」を使ってみよう!の自習です。   Step1 では28日周期のリズムに慣れるために3つのチェック事項が掲  げられています。  ・今日は何日か?     ・・・13日  ・今日は何週目の何曜日か?・・・2週目の金曜日      2週目は、白/洗練するがキーワード      (p.10)  ・今月の名前は何か?   ・・・自己存在の月                  今月のキーワードは、形                  問いは、「私の奉仕はどのような形に                  なるのか?」                  トーテム動物と働きは、「フクロウは                  形を定義する」(p.25)   自分にとって、磁気の月に目的を見出し、月の月に挑戦対象とし、電気  の月にどんな方法で進めていくかを見つめてきたものが、どんな形になる  のか、何を測るのか、どう定義するのかなどを自分の中で思い描いてみま  しょう。   Step2 では、260日周期の暦を追いかけます。   ・今日の名前は何か?何色の日か?     ・・・銀河の通路は「12・犬」で、それは銀河の署名では「白い        水晶の犬」と読み替えられます。        白のキーワードは「洗練する」(p.26の調波配列から)        週と同じ「白/洗練する」です。   ・今日はどんなキーワードの日なのか?     ・・・銀河の音「水晶」のキーワード(p.14)は、         創造的な力の機能:協力、捧げる         行為:普遍化する         次元:三次元        太陽の紋章「白い犬」のキーワード(p.15)は、         力:ハート         行為:愛する            忠実         時間セル:3、処理   最初のうちは、意味が分からないかもしれませんが、ただ読む(意識を  向ける)だけで、いつしか馴染んでくるものです。   気になった段階で、辞書で意味を調べてみたりすれば、また新しい面白  さを発見できるかもしれません。日本語もそうだし、原典の英語も辞書を  引いてみると、別の訳のなかにヒントがあったりして面白いです。   Step3 では、キーワードを参考にして、行動計画を立てることになりま  す。こうした暦への主体的な関わりが大事なポイントだと思うし、その点  が受け身になりがちな占いと13の月の暦の大きな違いだと思います。   ・今日は何の周期の何番目の日か?     ・・・どんな周期があるのかは、p.18で紹介されています。        基本は28日周期の何番目の日か、つまり今日が何日かとい       うことから始まると思います。       13日を「28分の13」と意識し、「"4分の2週"の"7分       の6日"」の時点にいることを意識してみます。そして、今月       のテーマの達成状況をチェックしてみたり、これからの予定を       組み立て直してみたりします。        他の周期も、意識が向いたもので同じようにチェックができ       ると思います。   ・今日はどんなキーワードがあるのか?     ・・・今日が含まれる周期についてのキーワードは、Step2 までに       挙げたもののほかにも、調波配列(p.26)や色彩配列(p.27)、そ       れ以外にもホロン(p.28-29) などに見つけることができます。        自己存在の月に奉仕の形を見つけるとして、第2週目は、そ       のための洗練の段階、その第6日目だから、そろそろ仕上げ段       階で、しかも「白い」犬の紋章の日だから、より強く洗練する       ことを意識して、今日の出来事に対処してみようなどと考えて       みることが一例になります。        キーワードは毎日変るもの、4日、5日、週、13日、20       日、月、年などで変るものと種々ありますから、それらを組み       合わせたり、同じキーワードの響きあいをチェックしたりして       みたりしながら、自分からその周期のリズムに乗ってみましょ       う。   ガイドブックでは3つのステップに分けてありますが、一つのステップ  を全て(?)クリアしなければ次のステップに進めないというようなもので  はなく、もっと自然に、自分の興味が向く範囲で、気になるところで遊ん  でみる、探ってみるという感覚で進んでいくのだと思います。   先ほど暦への主体的な関わりが大切なポイントだと書きましたが、「使  いながら疑問に思ったことを、まず自分で考えてみよう」というのも同じ  ことで、自分ではこんな風に感じるなどの主観を大事にするのだと思いま  す。   で、気づいたことや感じたことを仲間と分かち合いながら、また、その  場で出会った意見などに対する自分の反応や感じ方の変化も大事にすると  いうこともポイントになるのだと思います。 ・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ 【Vol.29】白い共振の魔法使いの年 自己存在の月26日 12・夜  自己存在の月も残すところ2日というところです。形を定義するという月 のテーマでしたが、僕の場合は自分のスタイル(といっても体型ではないで すよ(^^;) がよく実感できました。このいい加減さが持ち味(強みかつ弱み) なのさぁなんてね。  電気の月に色々とやってみた奉仕は、そこそこ落ち着いて、これからも形 として継続していけそうです。  ●ガイドブックを自習する(6)   今回は、第3章「13の月の暦」とは何か の自習です。   その内容は<「13の月の暦」の意義>として紹介されています。   ◆「13の月の暦」は新しく作られた暦です    13の月の暦のことを誤解してマヤ(の)暦と呼んでいる方もいらっ   しゃるようですが、13の月の暦をマヤ暦と呼ぶのは誤りです。   13の月の暦そのものは、1990年にホゼ&ロイディーン・アグエイアス   夫妻によって考案された10年ほどの歴史しかない新しい暦で、古代マヤ   暦そのものではありません。    古代マヤ暦といっても一つのものではなく、17種類もあるといわれ   ています。(p.51)この伝統的なマヤ暦については、例えばナガク奥義   学校というサイト(http://www2u.biglobe.ne.jp/~nagaku/)からも   フンバツ・メン氏の情報として提供されているようです。  (僕自身はこのサイトに関与していませんので、詳細は分かりません。)    フンバツ・メン氏のマヤ・カレンダーに関するテキストでも、ホゼ博   士の「13の月の暦」との相違点という項目があることがサイト上でも確   認できますので、やはり、13の月の暦のことをマヤ暦と呼ぶのは伝統   的なマヤ暦を伝えている人たちに対して失礼なのではないかと思ってい   ます。    では、具体的にどこが違うのかというと、比較すべき伝統的なマヤ暦   そのものをよく知らないので、きちんとしたことは言えませんが、いわ   ゆる365日周期の暦(28日×13月+1日)のシステムやG7月26日   を新年とすること、銀河の音の名前や意味(13の各月の名前)、太陽   の紋章のマークや意味などではないかと思います。    なお、マヤ暦での一般的な365日周期の暦は、ハアブ暦と呼ばれる   20日×18月+5日のシステムだそうです。(このシステムは、テレ   クトノンのインストラクション・マニュアル(p.48)や「銀河文化の創造」   (高橋徹著、たま出版)の中(p.270)でも、ウィナル周期として紹介さ   れています。    また、太陽の紋章の4色のうち「青」も伝統的なマヤ暦では「黒」だ   ったと思います。    もちろん、マヤ暦の研究から生まれた13の月の暦ですから、伝統的   なマヤ暦と共通した部分も(特に260日周期の暦であるツォルキン)   ありますし、アグエイアス博士もフンバツ・メン氏などのマヤのデイ・   キーパーから多くの情報を得て、その研究を進めてきているようです。   しかし、「13の月の暦」は、ユカタン半島を中心とした中央アメリカ   というマヤ暦の地域性や民族性に基づくマークやその呼び方などを世界   の誰もが受け入れられるものに変えた新しい暦なのだと思います。   ■「13の月の暦」が生まれた背景    この部分を読んで、自分の中でよく分かっていないものに気づきまし   た。それは「”時間の法則”とは何か?」ということです。でも、その   ことは少し置いて「12:60の計時周波数」と「13:20の計時周   波数」について考えてみます。    「12:60の計時周波数」というのは、私たちが何の疑問も持たず   に便利に使っている時計やグレゴリオ暦のカレンダーで用いられている   周期の比率です。12時間と60分で一周する時計、一年を12ヶ月に   分割するカレンダー、よく考えてみると根拠不明ですね。   これは円の分割から生まれた比率でしょうし、   1×2×3=6 の2倍としての12や、10倍としての60   1×2×3×4=24 (1日の時間)の半分としての12   1×2×3×4×5=120 の10分の1としての12や    半分としての60   というように、整数を順に掛け算した答が12や60の倍数や約数にな   っているという面白い(?)比率です。   また、ダースという単位で物の数を計る場合にも使われています。    アグエイアス博士によれば、12進法や60進法の計り方は、三次元   の空間や物を計るための比率なのだそうです。空間や物を計る比率とし   ては優れていても、それを時間を計る比率として使ったことが問題だと   いうことです。    で、四次元の時間を計る正しい比率は13:20なのだということの   ようです。天文知識に富み、精緻な暦を駆使していた古代マヤ人たちが   採用していた比率だから、というだけでも一応納得していますが、実際   の天体の運行周期や惑星の位置関係などの中に13:20の比率を見出   すことができるようです。(このことはまた別の機会に整理できるとい   いなと思っています。)    さて、「時間の法則」とは?について調べてみると、「銀河文化の創   造」の46頁以降にこんな説明があります。 # この法則とは、 #私たちの惑星、太陽系、そして銀河には、統一された秩序 −全体系の統 #一と統合− を維持する同期の力があること。 #また、それらは単一の計時周波数が司る1つの全体系を構成している、 #というものです。 #時間の法則は、四次元の数学 −単一の、太陽銀河計時周波数13:20 #という比が司る放射状システム− で機能しています。 (以上は、ホゼ&ローディーン・アグエイアス『時間と生物圏』の引用) # 時間の法則とは、ミクロの世界では原子や分子、細胞レベルにまで、他 #方マクロのレベルでは地球やそれを含む太陽系、銀河系に至るまで、マヤ #の20進法数学によって表現される四次元の時間が浸透しているというこ #と。つまり、この自然時間13:20が、あらゆるものの成り立ちに関与 #し、それらを構成しているということです。    先ほど13:20の比率(=計時周波数)の説明のところで、今後整   理してみたいと書いた部分が時間の法則の証明になるみたいですね。    時間の法則の発見に関しては、宇宙のリズムを貫く自然な計時周波数   は13:20という比率だという点と、もう一つ、人類が採用している   12:60という計時周波数が人工的なリズムを作り出し、それが自然   から乖離した心の状態、社会・経済システム、環境問題などの原因にな   っているという点も重要な発見だと思います。    人類の現状・将来に危機感を感じている人々は着実に増えていると思   います。その現状を引き起こしているのが12:60という比率で時間   を計り、人工的なリズムで生きているからだと指摘されても、にわかに   は信じられないかもしれません。    でも、人間だけが科学技術の進歩の一方で、不自然なまでに(心のス   トレスや環境のことは気にも留めず)時間を管理し、早さと効率を求め、   時間を切り刻んできたこと、そして月の満ち欠けや季節の移り変わり、   また自分の心や身体のリズムを感じることが少なくなってきたことは実   感できると思います。    13:20の比率が本当に宇宙のリズムを貫く計時周波数なのかどう   かは、ここで説明するよりも、むしろ実際に13の月の暦を使いながら   実感していくことが大切なのでしょう。    また、13:20の計時周波数が宇宙のリズムを貫いているがどうか   は分からなくても、12:60の計時周波数に従う生活に疑問を感じさ   せてくれるだけでも13の月の暦や時間の法則に注目してみる価値を感   じます。 ・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ 【Vol.30】  ●ガイドブックを自習する(7)   前回に引き続き、第3章「13の月の暦」とは何か の自習です。   「13の月の暦ガイドブック」の6頁からです。   ■「13の月の暦」に替える必要性    ここでは、テーマをいくつかに分けて考えてみたいと思います。    ・グレゴリオ暦の問題点    ・機械時計の問題点    ・13の月の暦に替える意味    あえてグレゴリオ暦と機械時計の問題点を分けたのは、12:60の   計時周波数のことだけで括るのはどうかと個人的に感じているからです。   ◇順番を変えて、最初は機械時計の問題点について考えてみます。    機械時計が刻む時間は、まさに12:60の計時周波数に基づく正確   なものを目指しています。でも、自然の時間の中のどこに正確に一定間   隔を刻み続ける時間があるでしょうか?    一日は24時間と教えられていますが、例えば朝日が昇って、次の日   の朝日が顔を出すまでの時間は、決して一定ではありません。自然に実   感できる一日の時間は日々変化し、一年の中で伸びたり縮んだりしてい   ます。また、私たちが実感している時間は、あっという間の楽しい一時   間であったり、ジリジリしながら過ごす退屈な一時間であったりと、同   じだけの長さの「時計の時間」(例では一時間)を当てはめても、本人   にとっては余り意味のないものだと思います。    一日を24時間に固定し、時間という心の尺度を目にみえるように共   有化することで、人は時間を管理するという技術を身につけました。   それは科学技術の進歩とあいまって、労働管理、生産管理として、人類   の生産性、効率性の飛躍的な向上を実現させることになりました。    時間管理というと、自分を律するようで、個人的には決して嫌いでは   ないのですが、それはあくまで個々の内面の律し方であり、社会で共有   するのはどこか違う気がします。    現在の労働管理は人を機械の歯車のように見てはいないと思いますが、   それでも、やる気を出させ最良の仕事をさせるために、個人の、そして   組織の環境を管理しようとする中で、没個性化やパターンへの当てはめ   は避けられないのではないでしょうか。    結果として、高い生産性を獲得する半面、私たち一人ひとりの個性的   なリズムが、社会生活という人工的なリズムに合わせることを強要され   ているようです。    ふと疑問に思うこともありますが、未だに生産力を高めること、速さ、   正確さ、精密さなどを追求することは正しいことだと思っている自分も   います。経済も拡大・成長を求め続けるものというのが何故か当然のこ   とになっています。    自然の営みを見ると、強いものは弱いものを獲物にしますが、決して   必要以上に食べ過ぎることはなく、また、無理な活動は必ず自らの種の   淘汰へとつながっていきます。人間だけがそうした自然の摂理から自由   であるかのような思い込みを持ってしまったのはどうしてでしょうか。    共通の(しかし架空の)時間スケールを設定することで、時間を細切   れに管理し、それに人間の行動を当てはめる、それが当然のこと、正し   いこととという認識を知らないうちに受け入れ、人間だけが自然をコン   トロールできると勘違いしている。つまり、12:60の計時周波数が   社会に、そして心に及ぼしている影響がそこにあるのではないでしょう   か。   ◇ではグレゴリオ暦の方の問題点はどのようなものでしょうか。    この暦の問題点は、一年を12ヶ月に分割しているという計時周波数   の問題と同時に、各月が不揃いな日数になっているということだと思い   ます。一ヶ月が28日でも31日でも、それが過ぎればひと月過ぎたと   いう感覚でいられるほど、月というリズムの周期性を忘れてしまってい   るのではないでしょうか。今日の月の満ち欠けの状態が分からない、次   の満月や新月が何日なのか知らない、それが普通の感覚になっています   が、月の引力や月光さえ私たちに周期的な影響を与えているのではない   でしょうか。    月のリズムだけでなく、自然の中のリズムが様々な周期性を持ってい   るということを忘れさせている暦。それがグレゴリオ暦だといえそうで   す。    機械時計のところでは一定の時間を刻むこと、グレゴリオ暦のところ   では各月が不揃いな日数であることと逆方向の問題点を指摘したように   も見えますが、実際の時間=地球と月、太陽、そして星々のリズムは変   化と周期性を持っていて、そのリズムを人間の都合で変更できる、ある   いは別のリズムで生きることができると勘違いさせている点は共通して   いると思います。12:60という空間の分割に適した比率を時間の計   測比として用いたこと、12:60の計時周波数の過ちがそこにあるの   でしょう。   ◇13の月の暦に替える意味    12:60という人工的な計時周波数が社会に、そして私たちの心に、   限りない進歩や拡大、成長を正義として受け入れさせている根本的な原   因ではないかという問題点を指摘しただけでは、それを捨てればよいで   はないかということになるのかもしれません。    でも、例えば、機械時計の時間を完全になくしたら、どうなるでしょ   う。僕自身、腕時計をしていませんが、毎朝決まった時間までには会社   へ行き、決まった時間に昼休みをとり、残念ながら決まった時間にはほ   とんど帰れませんが、そんな社会のタイムスケジュールに従って生活し   ています。でも、時計の時間がなくなれば、常に群れとして行動する以   外には、物理的に集団で活動する(かつ分業する)という従来型の社会   活動はできなくなると思います。    私たちに今必要なのは、12:60の計時周波数のもとに築きあげて   きたものをそっくり捨てることではなくて、それを歴史的必然として踏   まえつつ、そこを越えていくことだと思います。   (それがどんな世界なのかは、今の僕には見えていませんが。。)    そして惑星地球という自然の中に含まれる人間にとっての本来的な時   間感覚を思い出しながら、これまでの人類の歴史を越えていくために必   要なのが13:20という計時周波数だということなのでしょう。    残念ながら、13:20の計時周波数が正しいものであり、13の月   の暦に替えれば、自然な時間感覚を取り戻すことができるということを   証明することは僕にはできません。アグエイアス夫妻の主張を鵜呑みに   する必要もないと思います。(ただ、実際に暦を使う中で信頼はできま   すし、皆さんにもそれぞれ実感してほしいと思っています。。)    しかし、13の月の暦に替えることで、これまで何も不思議に思わな   かった時計の時間やグレゴリオ暦に基づく生活、社会、意識や心の状態   に対して、それ以外の選択肢もあるのだと気づかせてくれることは確か   だと言えます。また、自然のリズムや心のリズムに目を向ける切っ掛け   を作ってくれることも事実でしょう。   ■地球のリズムと共に日々を生きる    13の月の暦は私たちが地球のリズムに同期し、本来のリズムを取り   戻すためのツールであるようです。    といっても、13の月の暦に含まれている周期が、自然のリズムに完   全に一致しているかというと、そうではないと思います。例えば、ひと   月の28日は、月の平均的な周期と説明されますが、何かの計算をした   結果、28日ぴったりの答えが得られるわけではありません。    また、閏日の処理を含めた一年の日数の正確性では、グレゴリオ暦の   方が正確だと思います。(グレゴリオ暦では400年に97回の閏日、   13の月の暦は52年に13日の0・0フナブ・ク=400年に100   日になる。)    ただし、28日ぴったりとか、一年の処理に厳密性を求めることも、   12:60的な意識だと思いますし、概数として整数の比率で説明でき   る周期の法則性が基本にあって、地球のリズムがあり、また私たち一人   ひとりのリズムは大まかには一致しながら、厳密には各人それぞれなん   だと思います。    13の月の暦のリズムは、そこに含まれる様々な周期で構成されてい   ますが、その周期は地球上に暮らす私たちに大まかに共通するものであ   るようです。そして、その周期に合わせて自分のスケジュールを立て、   能動的に自分のリズムを創り出しながら、個々の内面のリズムを見つめ   てみることで、各人本来のリズムを取り戻すことができるのだと思いま   す。(これが「意識と心を時間へとつないでいく」作業なのでは?)    また、各人がそれぞれのリズムを調整することで、集合的な心のリズ   ムも調整され、生物圏全体のリズムや地球の精神圏のリズムを同調させ   ていくのだと思います。    子供たちの世代に新しい時間を手渡すこと、それは13の月の暦を使   うことを通じて取り戻した本来の時間感覚によって、意識、心の状態を   変えていくことなのではないかと思えてきます。   (今回は、かなり長くなり、また私見も多く含んだ内容になりました。   皆さんには、もう一度「13の月の暦ガイドブック」に戻り、それぞれ   に理解をしていただきたいと思います。) ==================================  このメールマガジンの内容は、発行人であるわいあーが個人的に編集して いるものです。内容について、ご意見やご要望、質問などがありましたら、 発行人までメール(e-mail: entaku@aol.com )をお願いします。  また、「円卓を囲んで・・・」のコーナーへの投稿、銀河の誕生日をお祝 いしてっ!のメールも大歓迎です(^^)。                        《イン・ラケチ!》 発行人:黄色い自己存在の戦士こと わいあー ==================================