■□□□□■□□□□□□□□□□□□□□□□■□□□□■         ★ 水 晶 の 日 の 円 卓 ★            コラム特集版(その9)    ■□□□□■□□□□□□□□□□□□□□□□■□□□□■  ※ このマガジンは、等幅フォントでご覧下さい。m(__)m ================================== ◆ コラム特集版(その9)マガジンVol.81-90  目 次   ◎円卓を囲んで・・・    ・Vol.81 テレクトノン・マニュアルを自習する(12)          〜ピラミッドを配置する    ・Vol.82 (13)〜シンクロノメトリー:テレパシー的な力線    ・Vol.83 (14)〜パカル・ヴォタンの石棺    ・Vol.84 (15)〜恋人たちの台本のカードゲーム    ・Vol.85 (16)〜カードの毎日の配列    ・Vol.86 (17)〜7つの世代のお告げと預言の7年    ・Vol.87 (18)〜テレクトノン:預言を語る石    ・Vol.88 〜パン ジャパン ライブラリーのお知らせ         〜カレンダーを考える    ・Vol.89 基本用語を原語でチェック(1)         〜13の月の暦、太陽の紋章、銀河の音    ・Vol.90 (2)〜トーラスさんからのメール ================================== ◆ 円卓を囲んで・・・ 【Vol.81】黄色い太陽の種の年 月の月28日 12・嵐  月の月20日(G9/11)に米国で起きた同時多発テロのニュースにショックを 受けた方も多いと思います。思いもしなかったテロリストの凶行の犠牲にな って亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに、傷ついた方・家族・関係者 の皆さんの一日も早い快復を願います。  また、今回のテロに対する人々の意識や反応を注視し、どのように自分が 関わるのかについて考えている方も多いのではないかと思います。  テロや戦争は象徴的で、大きな影響力を持ったものだけれど、その根本に あるものは、私たちの日常の中にもある争い、けんか、仕返しなどの意識と 同じものなのではないかと感じています。恐怖に支配された意識は、テロ組 織やその矛先となっている国だけでなく、私たちのごく身近、いや私たち自 身の中にもあるものだと認めるところから自分自身の関わりを考えてみたい と思うのです。  その一方では、平和と愛を広げようとする人々の姿や自分の思いを感じて います。テロ・戦争などの犯罪は許されるものではありませんが、それへの 報復を望む意識は、本当の愛に基づいたものではないでしょう。多くの意識 が恐怖や怒りに支配されているときに、愛をもって対応することを自分自身 に言い聞かせると同時に、何よりも自分の身近なところから、それを行為と して表現していきたいと思っています。  テロやそれに対する報復がどんな意識から生まれてくるのか、そうした行 為が生み出す結果がどんなものなのかについて、家族と話してみましたが、 そんな普通の人々の意識が、身近なところから少しずつ変わっていくことが 必要なのだろうと思います。  明後日にはキン1からの新たな銀河スピンへと入り込みますが、宇宙や自 然との一体感、愛に根ざした意識や行為が少しでも認められるように願い、 自らも心していきたいと思います。  ●テレクトノン・マニュアルを自習する(12)   II「テレクトノンの中に入って遊ぶ方法」の5回目です。  ■(第3レベル)恋人たちの台本のカードゲーム   セクション5(p.27-p.37)で取り上げられますので、52枚のカードの使  い方については、それまでお待ちください。  ■(第4レベル)ドリームスペルの第5の力のお告げ遊び   ドリームスペル・キットの日本語版はまだないので、「第5の力のお告  げ」などと言われても分かりづらいかもしれませんが、例えばKOZO&WAKIKO  さんの手帳にある「お告げ盤(ORACLE BOAD)」はキットの内容そのものです  し、「運命パターン配列」「第5の力のお告げ/オラクル」としてアルマ  ナックさんの「13の月の暦ガイドブック」p.31-32でも紹介されています。   要は、そのパターンをテレクトノン・ボード上の2つの垂直の流れ(銀  河のカルマ的な流れと太陽の預言的な流れ)のところに5つのピラミッド  を配置して作り出すだけなので、このメルマガの読者であれば、当日の情  報の左側にある十文字型に示された太陽の紋章の箇所に、その色のピラミ  ッドを置くだけです。ただし中心にある太陽の紋章(当日のキン)に対応  するピラミッドの色は常に緑色です。   といっても、慣れてしまえば、ピラミッドの配置は簡単ですので、何も  確認しなくてもすぐに置けるようになると思います。  ・運命キン〜当日の太陽の紋章の位置に緑のピラミッドを置きます。    (当日の太陽の紋章は、13の月の暦カレンダーで確認できます。)    緑のピラミッドは、2つの垂直の流れを、反時計回りで一日に一コマ    ずつ進みますので、続けていれば、前日の場所から一つ隣のマスに動    かすだけです。   類似キン、反対キン、神秘キンのピラミッドの配置については、言葉で  説明するよりも、p.20の図で運命キンとの位置関係を確認してもらうのが  一番だと思います。なので、以下に書いていることは、確認&追加情報的  に受け取ってもらうとありがたいです。  ・類似キン〜緑のピラミッドと水平の位置のマスに、その色のピラミッド    を置きます。    類似キンは、太陽の紋章コードの合計数が19になる関係で、同じ惑    星軌道にあります。    類似キンに当たるピラミッドは、運命キンとは逆に、2つの流れを時    計回りに一コマずつ進みますので、色は「黄−青−白−赤−」の順に    なります。運命キンのマスの色との関係は「赤−白」または「青−黄」    です。  ・反対キン〜緑のピラミッドと聖なる交差(意志の平面の軸と霊の平面の    軸と心の平面が交わるポイント、立方体の中心)を中心として、点対    称の位置のマスに、その色のピラミッドを置きます。    反対キンは、太陽の紋章コードの差が10になる関係で、2つの垂直    の流れをつなげた円を想定すると、正反対の位置になります。    反対キンに当たるピラミッドは、運命キンと同じ反時計回りに一コマ    ずつ進みます。従って反対キンのピラミッドの色の進行も「赤−白−    青−黄−」ですが、運命キンのマスの色との関係は「赤−青」「白−    黄」になります。  ・神秘キン〜緑のピラミッドが左(銀河のカルマ的な流れ)の側にあれば    類似キンの位置から二マス上、逆側なら類似キンの位置から二マス下    が基本です。「黄色い太陽−赤い竜」「白い犬−青い猿」が例外的に    思えますが、神秘キンの進行だけに注目すると、時計回りに一マスず    つ進んでいくことが分かります。  ・ガイドキン〜ピラミッドの位置は、運命キンの太陽の紋章だけでなく、    銀河の音(のドットの数)によって決まるので、図で示すことはでき    ません。    一番簡単、確実なガイドキンのピラミッドの位置の見つけ方は、壁掛    型13の月の暦で、その日の運命キンの紋章の上に小さく表示されて    いる太陽の紋章をチェックすることです。    個人的には、     銀河の音のドットが一つの時には運命キンと同じ位置     ガイドキンは運命キンと同じ色の太陽の紋章    だけを押さえておいて、ドットの数(−1)の2倍だけ運命キンの位    置から反時計回りに同じ色の紋章の位置をスゴロクのように辿って見    つけています。     例えば、今日は水晶の嵐の日なので、嵐の位置(ドット1)から青    いマスを下にひとつ、二つ(これでドット一つ分=最初の1ドット分    を含めて水晶(12)の2ドット分)進んだマス、つまり青い猿がガイド    キンの位置になります。   ドリームスペルやこのメルマガでの情報のように、第5の力のお告げを  十文字型のパターンとして見れば、当日の運命キンに関わる4つの力を意  識することが容易になると思いますが、一方、テレクトノンでは、それを  惑星軌道に配することによって、太陽系の惑星軌道を通じた関係性が意識  されやすいのではないかと思います。   特に運命キンがバベルの塔に当たる火星から土星軌道あたりにあるとき  のピラミッドの配置は、運命キンと反対側のバベルの塔の位置に集まって  くるので、その関係性を思ってみるのも面白いです。   いずれにしても、今日の運命キンにはそれ自身を含めて5つの太陽の紋  章の力が関わっていることが分かってくると、そのキンに対する理解が深  まり、ある日や人への自分の関わり方にいくつもの気づきがもたらされる  ように思います。 (つづく) ・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ 【Vol.82】黄色い太陽の種の年 電気の月13日 12・人  昨日は青いスペクトルの猿、ホゼ・アグエイアス博士のキン・バースデー でしたが、ちょうど中秋の名月でもありました。  あいにく関東地方ではお月様は雨雲の彼方でしたが、海の満ち干は大潮、 姿は見えなくても、その影響はまさに現実のものなのだと思います。それを 感じる感性を大切にしたいとも思います。  米国での同時多発テロの被害とその後の各国の対応には、恐怖の克服と平 和を願わずにはいられませんが、そうした思いも感性の一つなのでしょう。 感性を通じて触れ合う世界は、決して悲しみ、苦しみ、痛みだけではなく、 喜び、楽しさ、美しさにも満たされています。そうした混沌そのものが世界 であり、自分自身なのだと認め、よりありたい自分のため、世界のために意 識を向け、今を少しでも光と愛で満たしていたいと思っています。  近況といえば、電気の月4日、電気の魔術の亀の日には、京都の荒神橋の 近くの鴨川で石の亀に会ったり、天河大弁才天社で龍(兵庫商業高校の龍獅 團の皆さん)に会ったり、シンクロと期待の力を感じていた竜のウェイブス ペルでした。  ●テレクトノン・マニュアルを自習する(13)   II「テレクトノンの中に入って遊ぶ方法」の6回目、テレクトノン・プ  レイングボードの続き(マニュアルp.22)からです。  ■シンクロノメトリー:テレパシー的な力線の実践   シンクロノメトリー(シンクロノメトリクス)とは、シンクロニシティ  (共時性)の尺度、テレパシーを実践するための科学で、テレクトノンの  プレイングボードのコマの毎日の動きに応用される。ということで、ボー  ド上のコマ(亀とピラミッド)の配置とそれを読み取る意識のことだと思  いますが、そのシンクロノメトリーの本質は力線の実践によって達成され  るということです。   力線(lines of force)というのは、エネルギーの流れとか関係性という  意味だと思いますので、力線の実践というのはボード上のコマの配置の関  係性を読み取るということかと思います。コマは、3匹の亀と5つのピラ  ミッド、そして水晶です。 #プレイングボードとその回路は、私たちの太陽系、キニチ・アハウ、および #その惑星軌道の、惑星間の四次元テレパシー的な時間地図を表わす。   その地図上のコマの配置、コマ同士のパターン、つながり、交差などに  テレパシーを働かせる、意識を同期させ、バベルの塔の誤用する力の克服  と変容、誤用される側の力のあがないを行うことが、力線の実践の、また  テレクトノンというゲームの目的でもあるのです。   テレパシー的な力線としては、垂直の力線と水平の力線の二つがありま  す。   垂直の力線はp.23にあるように、地球霊の通話管の上下に対応する12  の列のことです。   左側の6つは、二つの垂直の流れ(GKとSP)にはさまれた宇宙間に  伝わる数字の力の場であり、意識の(層の)場でもあります。   右側の6つは、宗教、使徒、預言者とその教えの結実という印象を持っ  ていますが、よく分からないところもあります。特に「赤と黒の主」につ  いては全く分かっていないので、情報をお持ちの方は教えて下さいませ。   また、水平の力線はp.24にあるように、5つの惑星間回路のことであり、  一つの回路には2つの惑星=4つの太陽の紋章が対応してきます。   ここではテレクトノンの回路とその内側(バベルの塔と法則の立方体)  と外側を意識してみると面白いと思います。5つのピラミッドの配置を見  ても、テレクトノンの回路の内側を動いているときには、動きが小さく、  外側にあるときには動きが大きくなることに気づくでしょう。   最初は、それぞれのコマの位置の意味を、そしてそれらの関係性を、余  裕があればコマとコマを結ぶ線同士の交差点の意味などにも意識を向けな  がら、バベルの塔の力を溶かし、時間の法則の力、シンクロニシティとつ  ながるイメージを持ってみるとよいでしょう。 (つづく) ・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ 【Vol.83】黄色い太陽の種の年 電気の月26日 12・蛇  今日はキン25、水晶の蛇の円卓の日、そして明日はキン26白い宇宙の 世界の橋渡し、13キミ、「死の知恵を伝える魔法使いの蓄えを銀河的に閉 じる」(預言書p.43、第113節)しるし、パカル・ヴォタンの墓の蓋に刻まれ た13のはっきりしたしるしの13番目の日です。  この魔法使いのウェイブスペルは、下のコラムのネタがこの13のはっき りしたしるしだったので、数字遊びを楽しませていただきました。 「すべては数字。神は数字だ。神はすべてに存在する。」テレクトノンの預 言で繰り返されるこの言葉は、いつか科学的にも立証されるように感じてし まいます。  ●テレクトノン・マニュアルを自習する(14)  IIテレクトノンの中に入って遊ぶ方法の続き、マニュアルp.25からです。  ■4パカル・ヴォタンの石棺   パカル・ヴォタンの石棺とは、メキシコのチアパス州パレンケ遺跡にあ  る碑銘の神殿と呼ばれるピラミッドの内部で発見された墓の石棺のことで  テレクトノンのキットの部品としては、この石棺を模した箱(52枚のカー  ドと預言書の入れ物)のことを指しています。   箱の蓋には、石棺の蓋に刻まれているパカル王の図があります。これが  「預言を語る石」ということですが、その謎を解くこと、あるいは解釈に  見られる数字宇宙の見事さに頭がクラクラするというのが、僕の13の月  の暦の楽しみ方だし、惹かれているところです。   ここでも「AD692年に完成したパカル・ヴォタンの墓は、それから  正確に1260年後の1952年に発見された。」とありますが、発見ま  でに要した1260年とは、偽りの計時周波数の12:60のことですし、  13:20である1320年を692年にプラスするとマヤの大周期が終  わる2012年になります。   つまり、パカル王の墓の完成は、そのピラミッドが再び発見され、墓が  開かれるまでの期間やマヤの大周期の終わりまでの期間があらかじめ織り  込まれており、しかもそれが時間の法則を物語るものだったということで  す。  ■13のはっきりしたしるし #石棺の箱の縁のまわりには、パカル・ヴォタンの銀河の通路<8・太陽> #から「死の知恵を伝える魔法使いの蓄え」<13・世界の橋渡し>までの、 #13のはっきりしたしるしがある。   実際の石棺にも13個のキンのマークがあるということで、箱の蓋のサ  イドにも13個のマークが意味ありげに並んでいます。   その南の縁の左側に二つ並んでいる左側が、8・太陽(黄色い銀河の太  陽、キン60)で、これがパカル・ヴォタンの銀河の通路=銀河の署名=  生まれた日のキンということです。   その右の6・鏡(白い律動の鏡、キン58)の方は、パカル・ヴォタン  の非肉体化のキンということですので、死んだ日のキンになります。   生と死のペアを南のコーナーに配している訳ですが、そのことの解釈は  後回しにして、マニュアルで紹介されている音の合計にみる解釈から確認  してみます。  [南の縁]                     銀河の音の合計  (1) 8・太陽、6・鏡               8+6=14                         (6)と合わせて28  [東の縁]  (2) 5・地球、7・戦士、9・手、7・太陽 5+7+9+7=28                          (28日周期の力)  (3) 11・蛇、2・人              11+2=13                        (13の月の周期の力)  [北の縁]  (4) 2・世界の橋渡し                    2                       (火星の死の分極化の力)  [西の縁]  (5) 3・猿、4・犬                 3+4=7                        (預言の基礎となる力)  (6) 1・太陽、13・世界の橋渡し        1+13=14                         (1)と合わせて28   週の7日周期、月の28日周期、年の13か月周期が隠されていること  が分かります。2については14を二倍する力とか13を260にフラク  タルにする力と考えることもできるのではないでしょうか。それが生と死  陰と陽といった二元にもつながっているように思います。   すべての銀河の音の合計は78(6×13)で、この78という数字が  パカル・ヴォタンの特別な数字であり、キン78の13・鏡もパカル・ヴ  ォタンの特別な数字のキンとされています。最初に6・鏡がパカル・ヴォ  タンが死んだ日のキンといいましたが、紋章番号6で死をキーワードに持  つ白い世界の橋渡しのウェイブスペルの宇宙の門に当たるのがキン78で  あるわけで、13番目のしるしである13・世界の橋渡しともあわせると  死を超越することがキーワードみたいに思えます。   最後の13・世界の橋渡しが「死の知恵を伝える魔法使いの蓄え」であ  るのは、このキン26がキン14に始まる魔法使いのウェイブスペルの宇  宙の門に当たるからなのでしょう。 #パカル・ヴォタンはキン78で死の知恵を伝える魔法使いの蓄えを完了する。   ということなので、キン14からキン78までが死の知恵を伝える魔法  使いの蓄えというわけですが、魔法使いのウェイブスペルから世界の橋渡  しのウェイブスペルまでというのは当然としても、キン14から78まで  は(78−13=)65(=5×13=260÷4)で、ツォルキンの中  にある調波(4キン単位)の数や銀河の季節のキン数と同じであることも  興味深いところです。   銀河の音の数での解釈以外にも、マニュアルでは、紋章を惑星と対応さ  せてみること指示しています。 #たとえば、<太陽>=冥王星。2つの誤用される側の力の惑星をあがなうパ #カル・ヴォタンを手伝おう。   黄色い太陽の紋章は、しるしとしては最も多い3個登場しますが、その  惑星軌道は銀河のカルマ的な流れの側の冥王星に対応することまでは理解  できるのですが、それが2つの誤用される側の力の惑星(赤い蛇と白い世  界の橋渡しに対応するマルデクと火星)をあがなうのは何故なのか、よく  分からないのですが、ボード右側の再チャージ・バッテリーゾーンの配置  では0の黄色い太陽の真下が5の赤い蛇、その隣に6の白い世界の橋渡し  が並んでいる関係のことを指しているのかもしれません。また、13のは  っきりしたしるしでも蛇や世界の橋渡しの紋章の一つ前や対角線上に黄色  い太陽があることを指しているのかもしれません。   紋章からの解読は、僕自身まだ分からないことの方が多いですが、たと  えば東の縁の(2) 5・地球、7・戦士、9・手、7・太陽は、その惑  星軌道との対応で、地球=第8軌道天王星、戦士=第7軌道土星、手=第  3軌道地球、太陽=第10軌道冥王星なので、8+7+3+10=28と  いう数字が隠れています。   最初に書いた南の縁の2つのキン、誕生と死のキンの銀河の通路の解釈  については、繰り返される「死の知恵を伝える魔法使いの蓄え」や北の縁  に唯一単独で配されている2・世界の橋渡し、つまり死を生とともにある  もう一つの世界として対象化することを教えてくれているように思います。   その他に気づくこととしては、  1.同じ色は連続していないこと。  2.東の縁では黄色が、西の縁では白色がパターンを作るキーのように見え   ること。  3.東の縁の北側にある、2・人は20の銘板にも登場するツォルキンの中   心調波33を完了させるキンであり、これと西の縁の北側の二つ、3・   猿、4・犬は、銀河の音の進行と太陽の紋章の進行が逆だがつながって   おり、その太陽の紋章番号の合計は10+11+12=33と中心調波   の数と同じであること。  4.北の縁に一つだけある2・世界の橋渡しは、誤用される側の力のペアで   ある11・蛇と組み合わせると銀河の音の合計が13になること。  5.西の縁の南側の二つ、1・太陽と13・世界の橋渡しは、生命の始まり   と死というクライマックスみたいだ。  6.南の縁2つと東の縁の最初のキンは、キン60、58、57と同じ調波   15に含まれており、その間のキン59、青い共振の嵐は2012年の   名前と一致しており、7(共振)と19(嵐)はともにツォルキンの中   の鍵となる数字である。  7.上の調波15は、ケツァルコアトルに関連する空歩く者のウェイブスペ   ルの中で、ハーモニック・コンバージェンスのキン55、56に続いて   生じる。 #銀河スピンの順番で、13のはっきりしたしるしは、パカル・ヴォタンの #特別な13日である。その並はずれた魔術が起こるときにはいつも、それに #同調しよう!   銀河スピンの順番でとは、日々のキンの進行において、ということだと  思います。このパカル・ヴォタンの特別な13日(★)やパカル・ヴォタ  ンの特別な数字(☆)には、カレンダーにもマークが入っていると思いま  すので、当日は意識して、その時間の魔術にシンクロしてみましょう。  さて、明日はどんな魔術がおこるでしょうか?? (つづく) ・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ 【Vol.84】黄色い太陽の種の年 自己存在の月11日 12・鏡  この前の宇宙の音の日、13・世界の橋渡し(KIN26)は、パカル・ヴォタン のはっきりしたしるしということで、コラムでも注目発言をしていました。 個人的なトピックとしては、一冊の本との出会いがありました。その本とい うのは、7日間セミナーや『13の月の暦・説明書』の中にも出てくる『ブ ラック・エルクは語る』という題名の本です。絶版になっていましたし、近 くの図書館ではお目にかかることもないと思っていた本でしたが、昨年末 (G7月)に新訳で出版されていたのでした。  この本では、自己存在の月7日にも、ちょっとしたシンクロがありました。 この日のPCU(サイ時間単位)はキン56(黄色い自己存在の戦士)で、 「時間の法則の20の銘板」での今月のキンと重なって、しかもハーモニッ ク・コンバージェンス(KIN55&56)のキンとも重なるという日だったのですが、 この日に読んでいたのは78ページで、パカル・ヴォタンの特別な数字と一 致していただけでなく、ふと思いついて見返すと、まさにホゼが引用してい た世界の輪と中心の木、そして四色の花を咲かせる明けの明星草についての ヴィジョンの記述がハーモニック・コンバージェンスのキンと同じ55ペー ジから56ページにかけて載っていたのでした。まだ読んでいる途中ですが、 なぜか懐かしい感じがする本です。 『ブラック・エルクは語る』ジョン・G・ナイハルト 著、宮下嶺夫 訳 \1,800+TAX、めるくまーる 刊、ISBN4-8397-0108-3 『13の月の暦説明書』ホゼ&ロイディーン・アグエイアス 著、高橋徹 訳 78ページ、\700+送料、取り扱い窓口:PANブックレット帯広、 FAX:0155-27-2868 Mail:chi-1218@octv.ne.jp  ●テレクトノン・マニュアルを自習する(15)  IIテレクトノンの中に入って遊ぶ方法の続き、マニュアルp.27からです。  ■5 テレクトノン:恋人たちの台本のカードゲーム #テレクトノン、地球霊の通話管は、愛の聖なる再会の預言である。この預言 #の中で、4つの完全な週の28日間、1年に13の月、預言の7年で、愛の #聖なる再会を追体験し、バビロン惑星をあがなう。   これがテレクトノンで遊ぶことの意味ともいえるものです。「預言の7  年で」とあるように、もともとテレクトノンは黄色い磁気の種の年(1993-  1994)から白い共振の魔法使いの年(1999-2000)までの7年間が遊ぶ期間で  あった訳ですが、現在では2013年まで遊ぶことができるようです。 #愛のあがないに備えるために、パカル・ヴォタンは13バクトゥンより1カ #トゥン少ない期間を設定した。   13バクトゥンとは紀元前3113年から紀元2013年までに当たる約5125年  の期間で、カトゥンは7200日=20年弱ですから、13バクトゥンより1カ  トゥン少ない期間とは、紀元前3113年から、(2013-20=)紀元1993年つまり  預言の7年の前年までの期間のことになります。これは、テレクトノン・  ボードではテレクトノンの管の1日目から13日目までの13マスに当た  る期間で、預言の第1年=黄色い磁気の種(KIN144)の年にテレクトノン  がもたらされ、地球の歴史のあがないが始められるまでの失われた時代で  あるわけです。   ちなみに、この13バクトゥンをツォルキンと対応させると、縦一列が  1バクトゥンで、13バクトゥンより1カトゥン少ない期間は、キン1か  キン259までに相当します。つまり、テレクトノンがもたらされ地球の  歴史のあがないが始まったのは、最後の1マス(キン260)の始まりと  同時だということになります。 #この惑星を救うために、パカル・ヴォタンは第1のバクトゥンのあいだに地 #球に入り込み、その間ボロン・イクは天王星にとどまった。6バクトゥンの #あいだ、恋人たちはお互いに宇宙間の連絡を取り合いながら、テレクトノン #と呼ばれる魅惑的な力、時間の預言を織り込んだ。   これは、テレクトノン・ボード上での亀の動きを見れば理解できます。  毎月1日に地球軌道のバクトゥン1のマスにパカル・ヴォタンの亀が入り  込み、6日までボロン・イクの亀はそれと歩調を合わせて天王星軌道を歩  いて行きます。 #プレイングカードは通常52枚でひと組、52週、52枚。あなたはいまま #で週とカードの間につながりがあるなどと想像したことがあっただろうか?   テレクトノンのプレイングカードも全部で52枚ですが、ここでのプレ  イングカードとは、いわゆるトランプのことだと思います。  13×4で52枚になるのは、1年の52週やウェイブスペル4つ分の城  との関係が思い浮かびます。また365日周期と260日周期の暦が一巡  する52年とも関連がありそうです。 #52枚のカード−−パカル・ヴォタンの4つの知恵の書、あなたが再発見し、 #あなたが「読む」書−−は、普遍生命の太陽銀河周期、その失われた知恵の #書である。   テレクトノン・ボード上に13個のコマを並べることは、心の平面のひ  ろがりの中に意識の場や惑星軌道の関係性などをテレパシー的に読み取る  作業だと感じますが、52枚のプレイングカードを並べることの方は、単  に配置するというよりも、カードを読むことにより時間の知恵を回復する  作業であるように感じます。  ■テレクトノン:普遍的なデイリー・クロノメーター #周波数を変えるために、恋人たちの台本である預言のカードゲームが、単純 #な日々の配列、テレクトノンのデイリー・クロノメーターをもたらす。クロ #ノメーターとは時間をはかる装置のことだ。クロノメーターは、13:20 #の周波数に応じて毎日、時間をはかる。   時間の知恵とは、正しい計時周波数である13:20の知恵であり、そ  の13の月と毎月28日の365日周期の暦と、13の銀河の音と20の  太陽の紋章からなる260日周期の暦に応じて、日々のカード配列すなわ  ちデイリー・クロノメーターを作りだし、その情報を読み取ることになり  ます。   デイリー・クロノメーターの基本構造がp.29の図だと思いますが、そこ  には銀河時間の2つの軸とあります。   縦軸は、13の月・28日、バイオ・テレパシー的な物語、三次元的な  シンクロノメトリーの時間軸であり、横軸は、13:20の周波数、シン  クロノメトリーの軸とあり、これが交差するポイントは、13の月の亀、  三次元と四次元の時間軸のハートとなっています。   つまり、365日周期の暦を縦軸に、260日周期の暦を横軸にして、  デイリー・クロノメーターが出来あがっているということです。  ■52枚のプレイングカード:パカル・ヴォタンの4つの知恵の書   合計52枚のプレイングカードは、4つの知恵の書、つまり4種類に分  けられますが、その枚数は7、13、4、28枚というようになっていま  す。  1)「失われた7つの世代の書」 7枚   心のヘプタゴノンを創り出す7世代、つまり失われた7つの世代と預言  の7年については、p.38のところで自習することにします。  2)「銀河時間の書」 13枚   13の月と13の銀河の音に対応  3)「宇宙の形の書」 4枚   太陽の紋章の4色、月の4週、年の色に対応  4)「失われた惑星をあがなうテレパシーの書」 28枚   ひと月の28日に対応 #毎日変るこのカードの配列は、テレクトノン・プレイングボードの動くコマ #を補う物語を提供することを意図している。 #愛の指令を読み、人の冒険のサガ(英雄伝説)を再現する。天から歴史へと #落ち込み、再び天へと回帰する旅の黙示録的な啓示、13バクトゥン、預言 #の7年、テレクトノン、恋人たちの台本。   預言の7年間に読まれ、演じられる恋人たちの台本。その配列は次回の  自習とします。 (つづく) ・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ 【Vol.85】黄色い太陽の種の年 自己存在の月24日 12・猿  次のウェイブスペル(WS)は、赤い空歩く者のWSで、僕のキンである 黄色い自己存在の戦士が含まれるWSですが、ちょうどその日は次の倍音の 月の初日に当たっています。「時間の法則の20の銘板」によれば、今月 (自己存在の月)はキン56=黄色い自己存在の戦士に当たっており、それ が完了する日(自己存在の月28日)がキン55(青い電気の鷲)、そして 翌日の倍音の月1日がキン56(黄色い自己存在の戦士)で、この二日間は ハーモニック・コンバージェンスから20銀河スピン(260×20=5200キ ン)が過ぎた日になります。  3年前の倍音の月1日とキン1が重なるタイミングに触発されて、その直 前の水晶の音の日(つまり自己存在の月27日)に発刊したこのメルマガも 今回で85号です。365日の暦で3年、260日の暦では4銀河スピン+ 季節一つ分なんですね。長いような、短いような、、、。  3年間まがりなりにも定期的に発行できてきたことは、自分自身の喜びと するところですが、そこに読者の存在が絶大な影響としてあることをとても 強く感じています。改めて御礼を申し上げ、またこれからも引き続きご指導、 お付き合いをいただければ幸いです。  ●テレクトノン・マニュアルを自習する(16)  IIテレクトノンの中に入って遊ぶ方法の続き、マニュアルp.31からです。  ■カードの毎日の配列 #カードの毎日の配列は、第3レベルの遊びと対応する。カードの毎日の完全 #な配列、普遍的なデイリー・クロノメーターを創り出し、テレクトノン・ボ #ードの動くコマを併せて使うこと。   普遍的なデイリー・クロノメーター=カードの配列といっていいでしょ  うから、第3レベルの遊びとは、テレクトノン・ボード上に13個のコマ  を配置し、カードの配列を作ることといってもいいでしょう。 #遊びをはじめるには、普遍的なデイリー・クロノメーターへのあなたの参入 #をしるす年、月、日にちのメモをつけておくこと。   これを読んで、ちょっとアセりました。だって、僕がテレクトノンで遊  び始めた正確な日付を調べなければならないかと思ったのです。でも、こ  こでの日付のメモとは、カードの配列を作るために必要な日付に関する情  報のことなんですね。だから、その日の情報があればOKということです。  ■普遍的なデイリー・クロノメーターの配列   まずはカード配置の位置とその名前から。       □       4       □       3      □□□□ → 5・2・6・7       □       1  1:ルート、2:ハート、3:クラウン、4:塔   縦列は365日の暦に基づくものですが、ルート、ハート、クラウンと  いうと、チャクラとの対応が想像されます。一番上の”塔”は、ボード上  で、テレクトノンの管と惑星軌道の二つの流れが交差するポイント(テレ  クトノンの管の1、6、23、28日)である力の塔に対応します。  5:銀河の翼、6・7:太陽の翼   横に伸びているのが翼で、左側が銀河の音に対応する銀河の翼、右側が  太陽の紋章やその色に対応する太陽の翼です。   次にカードの配列ですが、縦列では13の月の暦の年月日を表現してい  きます。下から1:年、2:月、3:日です。  ルート:年のカードは、預言の7年の間は、その年に対応する「失われた  7つの世代の書」の1枚が一年を通じて置かれました。現在は、預言の7  年は完了していますので、一年を通じてずっと置かれるカードはありませ  ん。   ただ、14日〜20日の7日間は、1日=1年で預言の7年に対応する  期間ですから、テキストにあるように、失われた7つの世代の書のカード  を使って、カードの表にある心のヘプタゴノンの配列を7日間かけて作り  出します。   心のヘプタゴノンというのは、7つの封印のマークを六角形+中心に置  いた形ですから、14日に第1の失われた世代のカードをルートの位置に  置き(心のヘプタゴノンのマークが表、以降同じ)、15日には第2の失  われた世代のカードをカード1枚分空けて下に、16日には第3の失われ  た世代のカードを第1の世代のカードの左側半枚分下というように、心の  ヘプタゴノンの形に応じてカードを置いていき、20日にはその中心に第  7の失われた世代のカードを置いて完成させます。   ということで、21日から翌月の13日まではルートの位置は空いてい  ることになりますが、「7:7::7:7」というツールでは毎月の第1週が7つ  の失われた世代、第2週が預言の7年に対応していますので、1日(8日)  =第1の世代のカード、2日(9日)=第2の世代のカードというように  対応する世代のカードを置いてもよいでしょう。  ハート:月を表すカードは、13の月の亀と月の名前が書かれた方を表に  「銀河時間の書」から該当する月のカードを置きます。このカードは1か  月間ずっとここに置かれます。  クラウン:日付を表すカードは、「失われた惑星をあがなうテレパシーの  書」の28枚のカードからその日付に対応するカードの絵柄の方を表にし  て置きます。日付ですから、毎日取り替えられます。   なお、地上歩行(2〜5日)と天上歩行(24〜27日)の間は、その  日のカードの下に、テレクトノンの管で垂直に対応している日付のカード  を置いてもよいです。  塔:塔の位置には、日のカードのうち力の塔が描かれている1、6、23、  28日のカードのみが置かれます。やはり塔の絵柄の方を表にして置きま  す。   塔の日のカードの当日には、そのカードはクラウンの位置に置きますか  ら塔の位置は空いています。翌日から次の塔の日の前日まで、過ぎた塔の  日のカードがここに残るわけです。  2日〜5日:1日のカード  7日〜22日:6日のカード  24日〜27日:23日のカード   続いて横列です。  銀河の翼:ハートの位置の左には、「銀河時間の書」の裏側、ウェイブス  ペルが描かれたものから、その日のキンの銀河の音に対応するカードをウ  ェイブスペルを表にして置きます。毎日一つずつ進むことになります。 #銀河のウェイブスペルの音が、13の月の亀の音と同じであるとき、この位 #置は空く。その日のウェイブスペルの指令のために<ハートの位置>にある #13の月の亀のカードの反対側を使う。これは魔術の亀の日だ!   その日の銀河の音が月の名前と一致するとき、銀河の翼の位置は空き、  ハートの位置に置かれた月を示すカードはウェイブスペル側を表にします。 #魔術の亀の日:毎日の<銀河の翼>の銀河の音が、28日間の月のカードの #音と同じとき、あなたはその日を「魔術の亀の日」として祝うことができる #魔術の亀の日には、毎日の<銀河の翼>の位置のカードの代わりに<ハート #>の位置のカードの裏側を使う。魔術の亀の日の目的は、他のテレクトノン #・プレイヤーと接触し、学んだものを相互に共有することである。  太陽の翼(毎週の位置):ハートの位置の右隣には、「宇宙の形の書」の  4色のカードのうち、該当する週のカードを紋章を表にして置きます。  (第1週:赤、第2週:白、第3週:青、第4週:黄色)   週を表している訳ですから、7日間は同じカードが使われます。  太陽の翼(毎日の位置):週のカードの右には、やはり「宇宙の形の書」  からその日のキンの太陽の紋章に対応する色のカードを紋章を表にして置  きます。週の色と一致する場合は、この位置は空きます。   以上の配列のサンプルとして、テキストP.37には預言の第3年、倍音の  月1日、11・世界の橋渡しの日の例が示されています。でも、1日の日  のカードがクラウンの位置ではなく、塔の位置にあります。これはテキス  トP.34での説明とは明らかに違っていますが、いずれにしても使われるカ  ードや軸との方向では変らないわけですから、目くじら立てるほどのこと  ではないでしょう。   カード配列という形式にこだわるよりも、その日を作り出すカードやそ  こに書かれた情報を元に、その日の周期やリズムに同調していくことこそ  大切なことだと思います。   それにしても、ここにも倍音の月1日とのシンクロが、、 ・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ 【Vol.86】黄色い太陽の種の年 倍音の月9日 12・種  先日のしし座流星群はご覧になりましたか?僕は、気になって半分起きて はいたのですが、外に出る根性がなくって、家の中から狭い空を見上げてい ましたので、何か空が光ったような気がした程度で、流れ星は見ませんでし た。  まあ、このところのくっきりとした月が太陽の後をゆっくりと追いかける ように傾いていくところを眺めているだけでも満足というものです。  ●テレクトノン・マニュアルを自習する(17)  IIテレクトノンの中に入って遊ぶ方法の続き、マニュアルp.38からです。  ■7つの世代のお告げと預言の7年 #聖なる統一と普遍的なテレパシーの起源の力である法則の立方体を回復させ #るために、「失われた7つの世代の書)のルート・カードの裏側を使って、 #その年のお告げを読む。日ごとにこのお告げを読むことで、あなたはバビロ #ン惑星の力を倒すために、7つの世代を回復し、7つの時間の輪を鳴り響か #せ、庭園の惑星地球の聖なる秩序としての時間統制を確立する。   7つの世代というのは、10番目(マヤ)のバクトゥンの最後から7カ  トゥンの時代、つまりマヤのバクトゥンのうちパカル・ヴォタン没後の期  間(AD692〜830年)に対応します。   マヤの長期計算法では、9.13.0.0.0〜9.19.0.0.0(終わりは9.19.19.17.  19)の期間のことです。   1カトゥン=1キンとしてみると、13バクトゥンに260カトゥンあ  りますので、ツォルキンと対応させることもできます。7つの世代はキン  番号ではKIN194〜KIN200の7キンに対応しています。   預言の7年の方は、黄色い磁気の種の年から白い共振の魔法使いの年ま  で、つまり1994年から2000年までの7年間のことで、この期間を  テレクトノンで遊ぶことによって、失われた7つの世代との同期を回復さ  せ、2013年の時間船地球の出航準備のための13年間を作り出す期間  だったと思います。   つまり、預言の7年の間にルートの位置に置かれる「失われた7つの世  代の書」の裏側にあるお告げパターンを読み、それを日々のお告げパター  ンと同期させることによって、当日とその年、そして失われた世代との同  調を行う作業が、ここでの遊び=テレクトノンの第4レベルの遊びであり、  それによって法則の立方体を回復させることになるのだと思います。   7つの世代が預言の7年と同期する期間であるとみなされる理由は、単  純にみれば、KIN194=AD19(9)4〜KIN200=AD20(0)0とい  う対応であるでしょう。また、1994年が磁気の音の年(黄色い磁気の  種)であり、2013年への26年間を印したハーモニック・コンバージ  ェンスと同じように2013年への20年間を記す時点であり、それから  7年後の2000年が20(世紀)を閉じ、2013年まで13年の時点  であることや、1994年の黄色い磁気の種のキン番号=144がバクト  ゥンの日数144,000やヨハネの黙示録に出てくる144,000人、そして9(時  間)×16(立方体)=144とフラクタルになっていると見ることもで  きるように思います。 #この7年のそれぞれの年には、垂直に構成された3つのお告げがある。それ #ぞれの年には、これらの3つのお告げの配列が2つある。第1の配列は、磁 #気の月1日から共振の月14日(・略・)までの半年間である。第2の配列 #は、共振の月15日から時間をはずした日(・略・)までの半年間である。   実際に、「失われた7つの世代の書」のカードの裏側を見てもらうと、  十字型のお告げパターンが垂直に3つ並び、それが左右に配列されていま  す。十字型の一つのマスには、マヤ式のドット・バー・コードが記されて  いますが、これは太陽の紋章のコード番号で、マスの色も太陽の紋章のそ  れを表しています。その対応は、マニュアルp.53で確認できます。   左右2つの配列は年の前半と後半の区別で、左側の上に書いてある1.1が  磁気の月1日(=年の前半の初日)を、右側上にある7.15が共振の月15  日(=年の後半の初日)を表しています。   ちなみに、最上段にキーフレーズが書いてありますが、左の年の前半は  預言の7年に対応する「預言の7つの封印」(マニュアルp.42)のキーフレ  ーズです。また、右の年の後半は7つの失われた世代の回復に関連するキ  ーフレーズなのではないかと思います。   垂直の3つのお告げパターンは、上からクラウン、ハート、ルートの位  置であり、クラウン=「天」の力と指令、ハート=「人」の愛と感情、ル  ート=「地」の隠された力を表します。   3つのお告げとは、「年のお告げ」、「輪のお告げ」、「失われた世代  のお告げ」です。預言の7年のそれぞれの年の初日のお告げパターンが  「年のお告げ」、時間をはずした日のものが「輪のお告げ」、そして対応  する世代のお告げパターンが「失われた世代のお告げ」です。   「年のお告げ」はその年の目的を、「輪のお告げ」はその年の成果を、  「失われた世代のお告げ」はその年の隠された力を定義するということで  す。   具体的には、その日のお告げパターン(ピラミッドの位置)とカードの  3つのお告げパターンのシンクロに注目してみることになります。その日  のお告げパターンを構成する太陽の紋章とカードのお告げパターンを構成  する太陽の紋章が多く一致すればそれだけお告げの力が増すということで、  カードの15マスのうち8マス以上が一致することを確認できたら、<お  告げの勝利の日>を手に入れることになります。   年の前半は、その年の目的(年のお告げ)を天の指令とし、その年の成  果(輪のお告げ)を愛の力とし、その年の隠された力(失われた世代のお  告)げは隠されたままになっています。そして年の後半には、隠された力  が明らかにされた目的になり、その年の指令はハートで鼓動し、成果は地  に根づくことになります。   それぞれの位置やお告げパターン(運命・類似・反対・神秘・ガイド)  の意味を感じながら、今に同期させていくことがここでの遊び方なのだと  思います。   しかし、預言の7年の期間は過ぎていますから、遊びようがないのでは  ないかという心配もあるかと思います。確かにそうかもしれません。   ただし、ここで遊び方は学べたわけですから、カードがなくても、その  年のお告げと輪のお告げは手に入れることができます。   現在は失われた7つの世代と年との対応はありませんが、2004年か  らの「石の神秘の7年」は再び7つの世代と対応してきます。また、週の  日ごとに7つの世代と対応させることも、あながち間違いではありません  し、毎月の14日から20日までも預言の7年に対応するので、それを失  われた7つの世代と結びつけてもよいでしょう。   テレパシーの遊び方は、画一的なものではなく、その時にどのようなシ  ンクロを感じ、創り出すのがということを楽しめばよいのだと思いますの  で、それぞれに工夫しながら遊び方を見つけてみてはいかがでしょう。 (つづく) ・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ 【Vol.87】黄色い太陽の種の年 倍音の月22日 12・地球  皆さん、倍音の月をどうお過ごしですか?  僕の場合は、忙しくしている割には、不完全燃焼という感じで、やりたい ことにエネルギーが向かっていかないのですが、第4週の熟成に期待という ところです。次のWS(今月末から来月初日)の連続魔術の亀の日にも注目 しています。  まあ、そういう状況も認め、またそれを感じていることが次の変化への切 っ掛けになっていくのだろうと思いながら、シャンバラ関連の本を読んでい る昨今です。 「シャンバラの道」ニコライ・レーリヒ著、澤西康史訳、中央アート出版社  \2,678 ISBN4-88639-782-4 「シャンバラ 勇者の道」チョギャム・トゥルンパ著、澤西康史訳、  めるくまーる \1,600+tax ISBN4-8397-0107-5  ●テレクトノン・マニュアルを自習する(18)  IIテレクトノンの中に入って遊ぶ方法の続き、マニュアルp.43からです。  ■テレクトノン:預言を語る石 #テレクトノン、恋人たちの台本の預言カード・ゲームは、マヤの預言者パカ #ル・ヴォタンと彼の天の恋人、ボロン・イクの預言的な贈り物である。   「預言」とは何か、おさらいしてみましょう。  (prophecy)キリスト教や啓示宗教で、神から預けられた言葉を人々に伝え  ること。また、その言葉。倫理的勧告や回心の呼びかけも含む。  (広辞苑より引用)   つまり、テレクトノンはパカル・ヴォタンとボロン・イクというマヤの  預言者(神のメッセンジャー)が伝えるメッセージのゲームだということ  だと思います。 #パカル・ヴォタンは、あらゆる男性であり、聖なる戦士の旅をするあなたの #中にいる男性である。ボロン・イクは、あらゆる女性であり、あなたの旅の #ヴィジョンを織り込むあなたの中にいる女性である。 # #二人のカードゲームをすることで、あなたは地球と天王星をつなぐ<愛と時 #間のトンネル>を掘るのを助ける。   パカル・ヴォタンとボロン・イクは、マヤ人であると同時に、私たちの  中の男性性と女性性であり、それが協調した状態で戦士の旅として、黄色  い亀は太陽の預言的な流れを越えて天国(天王星)へのトンネルを開くと  同時に、緑の亀は立方体の旅を完成させ、やがて再会を果たします。 #パカル・ヴォタン(AD603〜683)は、中米マヤ人の間で伝説的な王だった。 (略) #彼の豪華な石棺は、1952年、碑銘の神殿の下で発見された。AD692年に墳室 #の扉が閉じられて、それが最初に開けられた1952年まで、ちょうど1260年が #経過した。それから35年後の1987年、人類の再統合に向けての最後の呼び #かけ、ハーモニック・コンバージェンスがやってきた。そして、それから7 #年後の1994年、パカル・ヴォタンのテレクトノン、預言を語る石がやってき #た。   パカル・ヴォタンの死後、石棺に納められ、碑銘の神殿の中の墳室が閉  じられたのがAD692年で、それが開かれるAD1952年までの期間が、偽りの計  時周波数12:60に対応する1260年、マヤの大周期が終わるAD2012年までの期  間が正しい計時周波数に対応する1320年であり、こうした意図的な設定が  預言を裏付けています。 #この預言は、「失われた7つの世代の書」に基づく。(略) #それぞれの世代にはひとつのお告げ、またひとつの失われた世代が完了する #ための一つの輪がある。どの失われた世代にあなたは属するのだろうか? #どの輪をあなたは完了させるのだろうか?   「失われた7つの世代の書」のカード裏にあるお告げに、自分の太陽の  紋章を探し、その位置の意味を考えてみるということでしょうか。  ちなみに、黄色い戦士(紋章番号16:棒3本に点1つ)は、  第3の失われた世代の失われた運命キン、失われたガイドキン  第4の失われた世代の輪の類似キン  第5の失われた世代の輪のガイドキン  に当たっています。 #パカル・ヴォタンの預言は、石棺の蓋の大きな彫刻された石に敬意を表して、 #「預言を語る石」と呼ばれる。 #この石のあらゆるしるしや象徴は、「夜明けの人々と聖なる書の人々を結ぶ」 #この預言のテキストで’語られている’。   パカル・ヴォタンの預言が「預言を語る石」と呼ばれる理由、そして同  じ名前のテキスト(石棺の箱の中にカードと一緒に入っているもの)で、  「夜明けの人々と聖なる書の人々を結ぶ」預言が語られていることが書か  れています。夜明けの人々(聖書を持たず、万物に神を認める人々?)と  聖なる書の人々(聖書を信じ、一つの神を認める人々?)を結び、一つの  神をすべてに認める知恵がこの預言のゲームで語られています。 #パカル・ヴォタン自身の声が述べたように、「テレクトノン、預言を語る石」 #は、生きた預言である。それは平和の預言である。あらゆる預言と同じく、 #その根本的な伝言はとても単純だ。「ここに知識がある。ひとたびこの知識 #を聞いたなら、あなたには選択権がある。あなたはどんな選択をするのだろ #うか?」   テレクトノンの預言は、ゲームをプレイし、毎日の暦の中に、過去や未  来との周期性、そして今との結びつきを見つけ、過去をあがない、今を生  きることへとつなげることで、生きた預言となります。   テレクトノンのインストラクション・マニュアルは、これ以降、用語解  説と巻末資料になりますので、この自習シリーズは今回で終了とします。  テレクトノン・キットは、銀河の贈り物として配付されています。入手方 法が分からない方は、わいあーまでメールでお問い合わせください。 (個人でも入手可能です。) ・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ 【Vol.88】黄色い太陽の種の年 律動の月7日 12・犬  倍音の月28日(5・夜)と律動の月1日(6・種)の連続魔術の亀の日 は何か意識できましたか?  僕自身は、エラソウに話題を振っただけで、暦にはほとんど意識が行って いませんでした。そういえば、このところ時間の法則の20の銘板のアルマ ナックもサボってしまっています。あまり溜まらないうちに作ろうっと。  そういえば、律動の月1日の銀河の通路は「黄色い律動の種」ということ で、銀河の音が月の名前と同じ(これが「魔術の亀の日」でしたね。)だけ でなく、黄色い種という太陽の紋章は、今年一年(つまり磁気の月1日)の 紋章と同じでした。  1年を20日周期(=太陽の紋章の周期)で、20×18+5=365日 とするのがマヤ暦の中でも一般的なハアブ暦ですが、20日周期とは 磁気の月1日の太陽の紋章を起点とする、20個の太陽の紋章の周期なので、 今年の場合、黄色い種から始まる20日間が一つの周期(ウィナル)で、律 動の月1日はモル月の初日(0モル)でもありました。(ウィナル周期とそ れに与えられた太陽の知恵については、テレクトノン・インストラクション ・マニュアルp.49を参照)  13の月の暦で確認してもらうと分かりますが、磁気の月1日と同じ太陽 の紋章が月の初日になるのは、磁気、律動、スペクトルという磁気の倍音パ ルサーの月の関係になっています。律動の月と磁気の月との類似性、磁気の 月からの流れをさらに一つ次のステップへと推進させる力を感じていますが、 皆さんいかがですか?  ●パン ジャパン ライブラリーのお知らせ   13の月の暦関連のいくつかの掲示板や「PAN集いのひろばML」で  の告知で、既にご存知の片もいらっしゃると思いますが、アグエイアス夫  妻からのニューズレターやリポートなどの資料満載のサイト「パン・ジャ  パン・ライブラリー」がオープンしました。   これまで、みっしぇさんがオープンして下さっていた「PAN翻訳ライ  ブラリー」の資料や各関連サイトにそれぞれ置かれていた関連資料を集め  てありますので、13の月の暦関係でアグエイアス夫妻から発信された資  料は、このサイトで大部分を見ることができるようになりました。   膨大な資料ですから、僕も一部しか目が通せていませんが、キーワード  検索もできるようになっていますので、何か気になる用語があったときに  も関連のトピックを見つけることができると思います。   これだけの資料が無料で利用できるという、せっかくのサイトです。暦  ユーザーとしては、どしどし利用させていただきましょう。  「パン ジャパン ライブラリー」 http://www.panlibrary.org/  ● カレンダーを考える   前回まで、テレクトノン・マニュアルを自習してきて、やや銀河小学校  のお勉強という感じだったので、また銀河幼稚園レベルの基本に戻ってみ  たいと思います。   で、次のウェイブスペルでは、グレゴリオ暦の年末年始が入るので、カ  レンダーについて考えてみたいと思います。  □カレンダーの始まり   古代の人々がどうしてカレンダー(暦)を持つようになったのかは、想  像するしかありませんが、月や太陽、そして星の巡りとその中で周期性を  もって繰り返される自然の営みを経験的に知り、時を測ることによって、  自然から多くのものを得たり、被害を少なくしたりするためだったのでは  ないかと思います。つまり、狩や漁、農作業などに適切なタイミングを知  るための道具だったのではないでしょうか。  □カレンダーの役割   しかし、カレンダーは、より重要な役割を帯びることになります。それ  は人々に共通する時間の物差しを与えるということです。時計についても  同じ役割だといえますが、人々に共通する時間の物差しを持つことは、社  会生活に必要不可欠なことと言ってよいでしょう。   カレンダーや時計が全くなくなった生活を想像してみると、月曜日にな  ったら朝9時から会社で仕事を始め、10時にお得意先と打ち合わせする  などという、ごく当たり前と思っている社会生活が全く成り立たないこと  に気づくと思います。  □カレンダーの種類   カレンダーは、大まかには太陽暦(地球が太陽を回る周期によるもの)  と太陰暦(月の満ち欠けによるもの)、そしてこの両者を整合させようと  した太陰太陽暦に分けられます。   私たちが社会生活で使っているグレゴリオ暦は、太陽暦ですし、13の  月の暦も1年を365日とする太陽暦です。(なお、グレゴリオ暦も13  の月の暦も月の満ち欠けと日付の関連はありませんから、太陰太陽暦では  ありません。)   もっとも、13の月の暦にはもう一つ260日周期の暦が組み合わされ  ていますので、銀河太陽暦なのかもしれません。  □人工的な時間単位   13の月の暦のウリは、自然のリズムを取り戻すということですが、こ  れに対して、自然のリズムには端数がつきものだから、1日という整数の  最小単位による暦は自然のリズムに従うものではないという批判を聞いた  りします。確かに1日の長さ自体が伸び縮みしていることに加え、たとえ  それが24時間ぴったりだとしても、実際の月(満ち欠け)や年(地球の  公転)という周期は、その整数倍であらわすことはできません。   つまり、どのようなカレンダーでも、おおよその整数倍の関係の中で、  1年の日数やひと月の日数を決めている、いわば人工的な時間単位に基づ  くものなのだと思います。   では、それが問題かというと、僕はそんなことはないと思っています。  なぜなら、私たちの感覚は、端数を含んだ正確な計測値ではなく、整数単  位で周期を捉えていると思えるからです。実際、2月の28日間も3月の  31日間も結局ひと月と納得してしまうところがあるわけで、(これを言  うとグレゴリオ暦でも良いということになりそうですが、)昼や夜の長さ  が変っても、月の日数が揃っていなくても、1年が366日あっても、そ  れなりに受けとめてしまうのが、私たちの感覚だと思うのです。  □グレゴリオ暦の問題点   グレゴリオ暦で生活している私たちは、元々のカレンダーが持つ、自然  の周期性を測り、自然のリズムと調和して生活するということを忘れて、  不必要なまでにスピードや効率性を追求していながら、そのことを自覚さ  えもできていないのではないでしょうか。   社会のための時間に拘束され、時間に振り回されて、自然の周期性を忘  れ、自分自身が自然のリズムを生きていることさえも実感できなくなって  いること。それがグレゴリオ暦の大きな問題だと僕は思います。   そして、そうした問題点に気づかせてくれるのが、時間の周期性や共時  性を感じることのできる13の月の暦の優れたところであり、13の月の  暦は「無意識を意識化する」と言われるところだと思います。 ・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ 【Vol.89】黄色い太陽の種の年 律動の月20日 12・夜  世間どおり年末年始のお休みに入っています。毎年のことですが、年忘れ と年末のあわただしさ、新年の何もかもリスタートする感覚に包まれながら 一年の切り替わりの暦の力を感じています。  ところで、グレゴリオ暦の新年のタイミングの根拠はご存知ですか?  一般に「割礼年初」と呼ばれ、キリストが誕生から8日目に割礼を受けた 祝日を1月1日としたと言われています。キリストの誕生は、正確には不詳 とされていますが、一般には言わずとしれたクリスマス、12月25日です から、確かにその当日から8日目が1月1日になります。  また、復活祭について決めた西暦325年のニカイア公会議に基づき、8 世紀には春分が3月21日と定められたことも、そこからさかのぼって1月 1日を特定する基準になるものですが、その後、春分と3月21日のズレを 修正するためのグレゴリオ暦の採用が1582年にあった訳で、この年に日 付が10日間省かれますから、12月25日や1月1日といっても別に固定 的なものではないことが分かります。要はグレゴリオ暦の新年は、絶対的な 根拠に基づくタイミングではないということなのです。  しかし、年末には一年を総括し、年始には心新たに物事に向かう、年末年 始の暦の力そのものは確かなものです。なぜ特に根拠のないタイミングでも、 そこに元旦のすがすがしさを感じるのでしょうか。  世紀末に不安を感じ、新世紀に期待を抱いたことも同じですが、ある時点 を時間の周期の変わり目として受け入れる意識がそのような力や感覚を生み 出しているのだと思います。  暦の力を生み出すのが意識の力だとすれば、無意識に使わせられ、また、 意識しようにも不規則なグレゴリオ暦よりも、意識しやすい、しかも暦以外 にもテレクトノンを始めとする時間の意識化のためのツールを持った13の 月の暦にハマってみるのもまんざら悪くはないのかな、なんて思えます。  さて、今回から思いつきで「基本用語を原語でチェック」シリーズに入っ てみたいと思います。第1回目は、「13の月の暦」、「太陽の紋章」、 「銀河の音」あたりから始めてみましょうか。  ●基本用語を原語でチェック(1)   以下、訳は「<コンパクト版>小学館英和中辞典」によっています。   複数の品詞がある場合は、該当すると判断した品詞のみを対象としまし  た。また、複数の訳語がある場合は代表的なものを列挙し、該当すると判  断するものに*印をつけました。  ■13の月の暦 【thirteen moon calendar】  【thirteen】   [形容詞]13の、13人(個)の  【moon】   [名詞]1.(通例the〜)(地球の衛星としての)月      2.(しばしばa〜)(ある特定の時期の形相を言うときの)月      3.月光      4.(惑星の)衛星      5.月形のもの     *6.太陰月(lunar month)、《文語、詩語》(一般に)1か月  【calendar】「ついたち(calends)に支払う利子台帳が原義」   [名詞]*1.暦法、暦、カレンダー       2.日程表、一覧表;年間予定表;訴訟事件表;公判日程表   13の月の暦は、一年を365日とする太陽暦で、月の満ち欠けには対  応しませんから、lunar calendar(太陰暦)ではありません。   それからMayan calendar(マヤ暦)と呼ぶのも正確ではありません。古  代マヤ文明で使われた暦は17種類以上もあったといいますし、マヤ暦の  中でも一般的なハアブ暦は20日×18月+5日の一年なので、28日×  13月+1日の暦と260日周期のツォルキンを組み合わせた13の月の  暦とは違いますし、何よりも13の月の暦は、マヤという地域・文化に限  定されない、もっと全地球的、銀河文化的な暦なのです。   さて、ごく当然のように13の月の暦=thirteen moon calendarと思っ  てしまっていましたが、改めて考えてみると、13の月=13moonで、月  は複数形ではないことに気づきました。「13か月の」という13単位の  月周期というイメージではないのかも。。   (英語に自信がないので想像にしか過ぎませんが、)年に13月あるカ  レンダーという意味(もあるのでしょうが)よりも、地球が太陽を一回り  する間に月は地球を13回巡る、そうした一年というまとまりを刻む暦と  いうイメージを持ちました。  ■太陽の紋章 【solar seal】  【solar】   [形容詞]1.太陽の(に関する)       2.太陽(の運行)による      *3.<熱・光などが>太陽から生じる      *4.《占星》太陽の影響を受ける  【seal】   [名詞]*1.(真正の証としての)標章、紋章、記号       2.(紋章・記号・文字などを彫った)印鑑、判、璽       3.(印鑑で押された)判、封印;(文書などにつけられた)印        章、印証、シール       4.封印、封       5.(封ろう、パテなどの)密封材;封印物;封印紙、封印テー        プ       6.《比喩的》口封じ、秘密を守るという約束       7.記念スタンプ       8.(証拠となる)徴候、印;確証の印   太陽の紋章とは、4つの色(赤、白、青、黄)と5つの時間セル(入力、  保存、処理、出力、母体)、そして4つの色彩(同じ色から色までの5つ  組)と5つの地球家族(極性、基本、中核、信号、通路)に配列されるも  ので、赤い竜から黄色い太陽まで合計20個のマークのことです。   「太陽の」というのは、太陽(的な性質)から生じ、その影響下にある  という意味で、次に取り上げる「銀河の」と対になって使われているもの  だと思います。   「銀河の」に対する「太陽の」はより身近な、具体的に知覚できる性質  を持ったものというイメージですが、そうすると「太陽の紋章」とは、こ  の世界の実体のそれぞれに対応するものという感じがしてきます。   sealは、キンの書では動詞として使われ、上では「封印する」と訳され  ています。これは、ヨハネの黙示録に出てくる7つの封印(seven seals)  も意識したものだと思います。これも踏まえると、「御璽(みしるし)」  というイメージも出てきますが、考えてみれば「紋章」にも元々はそのよ  うな意味があるのではないでしょうか。   世界の実体に対応する印ということで、20個の太陽の紋章は、ホロン  の性質を備えており、手足の指(人のホロン)、地球上の各地域(惑星の  ホロン)、太陽系の惑星軌道にも対応しています。  ■銀河の音 【galactic tone】  【galactic】   [形容詞]*1.《天文》大星群の;天の川(銀河)の        2.《生理》催乳の  【tone】   [名詞]*1.音、声、音声;音質、音色       2.口調、語調、語気       3.(個人・民族・地域などに特有な)話し方、発音の仕方、        なまり       4.《音楽》楽音;全音程;グレゴリオ聖歌調       5.《無線》可聴音       6.(色の)明暗、濃淡、色価;色合い;色相;色調   「銀河(galaxy)」とは、「銀河系外にあって、わが銀河系と同等の規模  構造をもつ天体」(国立天文台編「理科年表」より)を指します。大星群  の訳のとおり、太陽系のような恒星系の集まりと考えてもよいと思います  が、ここでの「銀河の」は、先ほどの「太陽の」との対比から、太陽を包  含するより高次の力や働きで、「宇宙の」ほどの全体性は持たないものと  いうイメージです。   galactic toneは、以前は「銀河の音程」と訳されていました。音楽の  素養も持ち合わせていないので、あれこれ言えるわけもないのですが、音  程と言って「(interval)二つの音の高さの間隔」(「広辞苑」より)とい  う意味になるのなら、違うだろうなぁと思います。やはり、上の4.にある  全音程の中の素材としての一つ一つの音、規則的な振動数を持った音の方  がイメージに合っていると思います。   銀河の音というとウェイブスペル(Wavespell)の13構造と切り離せな  い関係がありますが、その13次元構造は私たちの知覚を超越したものな  ので、太陽の紋章のように具体的な対応を示すことはできません。しかし、  そのリズムは、やはり普遍的な影響力を持っているのではないでしょうか。 ・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ 【Vol.90】黄色い太陽の種の年 共振の月5日 12・戦士  グレゴリオ暦では新年を迎えたところですが、13の月の暦では7番目、 一年の真中の月に入りました。共振の月の第2週の終わり(14日)と第3 週の始まり(15日)は、年の前後半の切り替えポイントです。また、次の ウェイブ・スペルの最後はキン130、つまり260キンのツォルキンの半 分であり、竜の創世記が完了し、猿の創世記に入っていくポイントとも重な っています。  中間点のシンクロに、どんなタイミングの切り替えが待っているのか意識 的でいようと思っています。  ●基本用語を原語でチェック(2)   このコーナーでは、前回から「基本用語を原語でチェック」というテー  マで自習を始めたところですが、さっそく反響がありました。メールを下  さったのはトーラスさんで、PROJECT METATRONという内容てんこ盛の超オ  ススメサイトを提供しつつ、銀河幼稚園ひよこ組などのドリームスペル関  連のレクチャー等も行われている方です。  「PROJECT METATRON」 http://homepage1.nifty.com/metatron/   以下、了解を得て転載させていただきます。 ================================== >いつもごくろうさまです。 > >というか、まずは世間に呼応して、グレゴレオ暦の新年の寿ぎのご挨拶から >入るべきだったかもしれませんね。まっいっか。 > >さてTONEを「音」という訳に確定したいきさつと決定した個人もしくは >団体(つまりは責任者)はどなた(もしくはどこ)なのでしょう?トール君 >の役は大変尊重し、かつ感謝していますが、それが縛りになるような風潮が >あるとすれば、自由意志をそぐような気がしましてね。みんな素養のあるも >のは自らも原点に直接あたってみて、自分的な訳をするのもいいかと思われ >ます。 > >「音」よりも「音程」という訳が秀逸だと思われるのは、月の間とか、波動 >魔法期の間の関係などにおいても、音楽で言うところの相互の協和・不協和 >(2者のみならずオーケストラの中においての関係も含む)という幾何学的 >かつ視覚的関係の存在が分かりやすいからです。 > >逆に「音」とするとその語義が広すぎて漠然としすぎる嫌いがある感覚を生 >じてしまいます(まあ、それはそれで全然いいんですけれど)。そして「音 >程」という日本語の豊かさを念頭に入れた上での議論なり進化があればいの >ですが、最初から「音程」という訳は過去の誤訳という提示の仕方は少し不 >公平な感じをします。 > >たとえば「グレゴリオ暦はよくなくて13の月の暦は良い」というようなちょ >っと狂信的な発想に似て(最近ではそのようなおバカさんはあまりみかけま >せんが)、各地で話をしたりするときに、その話を聞いてくれる人たちの頭 >の中に、「音程は間違いで音が正しい」というような、いわばファッショな >臭いを感じる時があります。 > >まあ地方ではいろいろがんばっていると言っても情報はそれほど多くなく、 >一部でオタク的に独自の研究をしている人たちと、流れてくる情報をそのま >ま自分の暦に対する素養の一部としている人たちという2極化的乖離現象が >おおく見受けられます。何事も中央で(もしくはMLや地方の勉強会などで >中心になってがんばってくれている人たちの責任(そしてやりがいでもあり >ますが)は想像しているより大きいものがあるようですね。 > > -------------------------------------------------------- > >そのようなことはさておき、メールをだらだらと長くしないように、私個人 >の訳で、現行のものとの差異点を明示させていただきます。これは人に強要 >するのでも、自己正当化するのでもなく、ただ他者の暦そのもの及び訳につ >いての発想に対する何らかの参考になれば…という老婆心です。だからかえっ >て混乱を生じる元になるのであれば不本意ですので、しずしずと撤回して自 >分のHPの中でこの件について展開していく所存です。どうぞ、そこのとこ >ろ誤解のなきように) > >で、先ずTONEという単語概念の訳は「音程」としています。 > >そしてその音程の中のそれぞれの訳ですが、2番目の「月の」と訳されてい >るものは「太陰の」と、9番目の「太陽の」と訳されているのは「日輪の」 >と、11番目の「スペクトルの」と訳されているのは「分光の」としており >ます。 > >2と9は、紋章とのカブりによる混乱(現在でも始めての人はよく混乱する) >を避ける目的がありました。原語では異なる単語なのに、日本語で同じになっ >ていて(品詞が異なるというのはちょっと正当化の理由としては意味がない >ですよね)、イメージ喚起力をかなり弱め混乱させてしまいやすいようです。 >また11番目はこれだけカタカナ表記の原文という違和感(トール君の苦労 >がいつまでもにじみ出つづけていますね)を感じる者には感じさせ続けるの >で、視覚的には三角プリズムのイメージでいいのですが、古臭い言葉ですが >日本語としての「分光」を入れてあります。 > >ほかにも紋章で「世界の橋渡し」や「空歩く者」が異質感を与えつつ現在に >いたっています。「界橋者」と「空歩人」が私訳でしたが、こちらはいまひ >とつなので各地でも他者へのプッシュはしていません。以上はトール君が最 >初に何もない時に、その全体の概念把握もままならぬ時点で、手探りのまま >がんばり続けて訳出していた時、個々人でも原文に当たって訳してみて下さ >いと言っていたので、私も私訳というか試訳したものであり、決して新たに >作ったものでもいいかげんに自己主張したりするたぐいのものでもないつも >りです。 > >問題はできるだけ自分でも日本人として、言語概念を形成している日本語そ >のものについてもちゃんと考えてみることがあってもよいのではないかとい >うことです。他者に与えられた訳を唯一の言葉として用い続けるのであれば、 >これまで暦と言えば西暦(グレゴリオ暦という言葉すら知らぬままでした) >として、与えられたものを唯一のものとしてなの不思議も感じることなく用 >いていたことのスライドに近いかも知れませんし。 > >以上、単なる所感ということで、メールさせていただきました。 > >っつーか、わいあーさんとこのMLに入れてもらおうとして、1回書き込み >失敗して入れてもらえなくて(単なる私のミスなんですが)その時は、まあ、 >来年にでもなったらML入れてもらおうと思っていたのですが、今日はその >来年が今年になっちまった初日でした。去年までは裏側と称してスミのほう >でコソコソしていたけれど、今年からは言うことはちゃんと表明し、表現し >ていこうと思っていましたので、まずはその1発目ということで、メールば >かましてしまいました。 > >失礼があったら許してくださいませ。ではこれかおせちを食うので、これに >て失礼いたします。 (転載注:トール君とは、13の月の暦を日本に紹介した高橋徹氏のこと) ==================================   恣意的にしたくなかったので、全文を掲載させていただきました。一部  関連の薄い話題もありますが、トーラスさんの人柄が見えてくる感じです。  ■はじめに   さて、最初にお断りというか、本来なら前号のこのシリーズの最初にお  断りしておくべきことでしたが、今回の「基本用語を原語でチェック」と  いうシリーズは、(このメルマガ全体がそうであるように)個人的な自習  を皆さんとシェアしているもので、訳語の見直しの必要性を訴えたり、そ  の機運を盛り上げようとする意図や目的を持つものではありません。   各種の関連ツールや資料に用いられる、いわゆる公式ベースの訳語につ  いては、可能な限り原語の概念を正しく誰にでも伝えられるものとする必  要があるでしょう。また、一方では誤訳でもなければ、それを頻繁に見直  すことは、かえって混乱を招くことになると思います。したがって、訳語  の見直し自体は、各自が勝手にやればよいという性格のものではなく、著  作権者やその管理者との連絡も含めた、きちんとした体制で行われるべき  ものだと思います。   しかし、原語に対して基本的には一つの訳語が当てられている一方、文  化圏の異なる英語と日本語が一対一で対応する訳でもないので、訳語その  ものを鵜呑みにするのではなく、原語が持つ多義性やそれらが一体となっ  た用語のイメージを各自で認識することは、この暦に関するより深い知識  をもたらしてくれるもので、その作業はむしろ個人の主体的な行為なのだ  と思います。ということで、そうしたきっかけを少しでも提示できれば、  このシリーズの目的が果たせるのだと考えます。  ■トーラスさんの質問に答えて   まず、galactic tonesの訳が「銀河の音程」から「銀河の音」へと変更  されたのは、「テレクトノン」の日本語版制作に際してPAN日本語翻訳  チームによって見直されたものだと思います。  (テレクトノン/インストラクション・マニュアルp.56参照)   しかし、PAN翻訳チームは次の点も付け加えています。 #・・現時点では、まだまだ未熟な訳語もあるかもしれません。英語と日本語 #という文化圏の異なる二つの言語において、一対一の関係で訳語を確定する #と、当然のことながら通常の文章の中では不自然さを感じたり違和感が生じ #るところも出てきてしまいます。このような背景をご理解いただき、言葉 #(言語)の背後にある源泉の「四次元の時間のシステム」を感じながらお読 #みいただければ幸いです。   なお、訳語の変更に関しては、以前発行されていたPAN JAPAN REPORTの  21号にキーワード変更一覧として、検討の概要も掲載されています。   galactic tone(s)については、 #米国ではtoneは、音楽用語で「楽音」「全音(程)」の意。しかし、一般に #音程とは音と音のあいだのインターバルのこと。そのため、音の調べ(音調、 #音色)という意味も含む言葉として、シンプルに「音(おと)」にした。   そもそも、今回このコーナーで「基本用語を原語でチェック」しようと  しているのも、このメルマガそのものも含めて、与えられた情報に対して  単に受身になるのではなく、自分の感性で受け止め、判断する能動性が大  切だと考えていたからでした。   13の月の暦関連の訳語では、例えば『コズミック・ダイアリー』でも  異なった訳語が採用されている状況です。(それは著者である柳瀬さんな  りの認識と感性によるものだと、尊重したいと思います。)   このメルマガでは基本的に、最新ツールで採用されている訳語に準拠さ  せていただいていますが、その訳語自体が(絶対的に誤りとも思いません  が)全面的に正しいといえるものでもないということで、そのニュアンス  や背景にある概念などを汲みながら、各自が(それを周囲とシェアするこ  とによって)理解を深めていくことの大切さを再確認することが必要なの  だと考えます。   ということで、(訳語の議論のためではなく、原語のイメージをシェア  するために)トーラスさんが指摘されている訳語について、僕自身もコメ  ントを加える必要があるでしょうが、tone については、前回のメルマガで  書いたように音楽的知識が乏しい中で胸を張って主張できるものはありま  せん。広辞苑による意味だけからすれば、音程のニュアンスはちょっと違  う感じがしてはいます。また、それ以外の訳語については、次回以降でキ  ーワードについても取り上げる予定ですので、その際に触れられたらと思  っています。   なお、このメルマガで採用する訳語については、PAN JAPAN での見直し  作業に対応すると、最後のところでお断りしているところですが、実際に   PAN JAPAN なるきちんとした組織が存在するわけでもなく(※)、また見  直し作業が行われている訳でもない状況です。具体的な見直し作業は、現  在アグエイアス夫妻からのレポート等の翻訳に当たっている 13Moon 翻訳  チームや、そのうち始まるであろう「ドリームスペル」日本語版制作のた  めの作業で行われることになることを期待しながら、それに対応していく  ことを予定しているところです。  (※)PAN JAPANの現状は、13の月の暦に関連した活動を行っている個人  有志によるゆるやかなネットワークという状況です。言い換えれば、13  の月の暦ユーザー一人ひとりすべてがPAN JAPANのメンバーたりうるという  ことです。 ==================================  このメールマガジンの内容は、発行人であるわいあーが個人的に編集して いるものです。内容について、ご意見やご要望、質問などがありましたら、 発行人までメール(e-mail: entaku@aol.com )をお願いします。  また、「円卓を囲んで・・・」のコーナーへの投稿、銀河の誕生日をお祝 いしてっ!のメールも大歓迎です(^^)。                        《イン・ラケチ!》 発行人:黄色い自己存在の戦士こと わいあー ==================================